「にじいろのーと」をご活用ください
公開日 2017年06月27日
更新日 2017年06月27日
発達支援の必要なお子さんが切れ目ない支援を受けられるように、園や学校、サービス事業所などの各機関でスムーズに情報を引き継ぐためのサポートブックを、「にじいろのーと」として改訂しました。
これまでのお子さんの様子や支援を受けた内容などを記入したり、母子手帳やお薬手帳、通知表なども一緒に入れておけるリング形式のファイルとなっています。
「にじいろのーと」ってなに?
各機関の相談や支援を受ける時、福祉や医療サービスを受ける時、就学時や進学時、就労への引継ぎ時など、学校や相談支援にあたる関係者に「にじいろのーと」を提示することで、これまでの支援の経過など必要な情報を共有することができます。
例えば、支援の必要なお子さんが初めて接する人(先生や支援員など)に、特性や接し方を知ってもらうための情報を伝えることができます。
「にじいろのーと」を活用し、お子さんの情報を関係者間で共有することで、お子さんや保護者の方へのより良い支援につながることが期待できます。
どんなメリットがあるの?
- 園や学校、関係機関が変わるたびに、同じことを繰り返し伝える負担が少なくなります。
- これまでの育ちの様子や支援内容などを整理して、分かりやすく伝えることができます。
- 必要なシートだけを、家族や子どもを支援する人たちにコピーして提出することもできます。
- 子どもの育ちの様子やこれまでのできごとを確認することや、振り返ることができる記録ファイルとなります。
使い方は?
すべてを書く必要はありません。伝えたいポイントから書いてください。
シートの内容によっては、記入が難しい項目があるかもしれません。その時は、園や学校の先生、支援機関の人などに相談し、アドバイスを受けてください。
「にじいろのーと」は、子ども総合支援課子ども支援グループ(総合保健福祉センター「あいあい」2階)で配布しています。追加したいシートがある場合は、下記からダウンロードしてください。
「にじいろのーと」をすでに使用している人の声
関係者の皆さんへ
この「にじいろのーと」は、お子さんの教育、医療、福祉などの各関係機関の情報が盛り込まれています。保護者からこの「にじいろのーと」を提示された時は、保護者の了解を得た上で、お子さんのより良い支援につなげるため、関係機関の情報共有のツールとしてご利用ください。
また、「にじいろのーと」には、受けた支援を記録するページなどがあります。保護者が記入することになっていますが、相談の記録などを保護者から求められた時は、ご協力をお願いします。
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