生ごみ処理容器「キエーロ」を紹介します
公開日 2023年02月21日
更新日 2024年03月14日
「キエーロ」とは?
キエーロは、神奈川県葉山町の松本さんが考案した、土の中にいる微生物の力を利用し生ごみを分解し消滅させる生ごみ処理容器です。正しく使えば臭いや虫の発生が少なく、管理に手間がかかりません。
特徴
- 土の中にいる微生物が生ごみを分解するので、土が増えない。
- 投入する生ごみの水切りが不要。
- 食用油の廃油、ラーメンの残り汁なども投入可能。
- 正しく使うことで、虫や臭いが発生しにくい。
- 使い続けるための経費は、破損時の修理代程度。
- 生ごみが分解されるので、何度でも使用可能。
必要なもの
土 |
微生物の力を利用しています。 |
---|---|
容器 |
雨水をさえぎり風を通すことで、生ごみの処理量・水分量、土の温度を調整します。 |
生ごみ |
微生物の食べ物(水分と栄養)です。 |
注意点
- 微生物が生ごみを処理するため、土、水、空気が必要で、暖かいほど処理能力が上がる。
- 砂は微生物が住みにくいため不可。粘土は空気の供給が難しいため不可。
- 雨水をさえぎり土に太陽の光を当てるため、半透明の蓋を付ける。
- 土と蓋の間に風の通り道を通リ、密封させない。
- 生ごみを入れた後、5センチメートルほど乾いた土をかけ埋めるため、容器にはある程度の深さが必要。
キエーロの種類・設置場所
土置きタイプ(通常のキエーロ)
土の上に直接置く底がないタイプ。処理能力が高く水分管理が簡単。
キエーロのつくり方[PDF:541KB]
プランタータイプ(ミニキエーロ)
ベランダやコンクリートの上に置く底があるタイプ。手軽にできる。
ミニキエーロのつくり方[PDF:223KB]
設置場所は基本的に、(1)日当たりがよい、(2)風通しが良い、(3)水はけがよい ところが理想です。
※設置する場所や、家庭から出る生ごみの量に合ったサイズをご用意ください。
使用方法
1 土に穴を掘る。 |
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2 穴の底で土と生ごみを混ぜる。 | ![]() |
3 乾いた土で蓋をする。 | ![]() |
その他、詳しくは手引きをご覧ください。
キエーロの手引き[PDF:773KB]
キエーロ観察日記
総合環境センターの計量棟裏事務所の入口で実際に使用して観察していましたが、観察を終了しました。
★観察日記【観察終了】[PDF:4.5MB]
キエーロモニターのアンケート結果について
市では、「キエーロ」の試作品を利用いただくモニターを募集し、アンケートを行いました。
実際に使った感想として、概ね好評を得ました。
モニターアンケート集計[PDF:429KB]
キエーロの購入補助について
市での観察やモニターのアンケート結果から、生ごみを消滅させる「キエーロ」も生ごみ処理容器購入費補助金の対象としました。
詳しくは、「生ごみ処理容器購入費補助金(内部リンク)」をご覧ください。
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