食品ロスの概要
公開日 2019年11月28日
更新日 2024年03月06日
食品ロスとは
「食品ロス」とは、本来なら食べることができるにもかかわらず、廃棄されている食べ物のことです。
日本では、年間約523万トン(令和3年度)の食品ロスが発生しています。日本人1人あたりに換算すると、毎日「茶碗1杯分(114グラム相当)」が捨てられている計算です。
食品ロスは、食品そのものが無駄になるだけではなく、生産から廃棄まで多くの資源やエネルギーを使うため、環境にも悪影響を及ぼします。
【参考】環境省:食品ロスポータルサイト(外部サイト)
食品ロス削減の背景
2015年に、すべての人々が豊かで平和に暮らし続けられる社会をめざし、2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連サミットで採択されました。
SDGsは、世界中の国が共通して解決しなければいけない経済、社会、環境の課題を17の目標(ゴール)で示しています。
この17のゴールのうち、12番目の「つくる責任 つかう責任」には「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させる」という目標が掲げられています。
それを受け、日本では令和元年5月31日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)が公布され、10月1日に施行されました。
この法律では、国、地方公共団体、事業者、市民の責務や役割が次表のとおり明記され、互いに協力し合うよう努めることとされています。
国の責務 | 食品ロスの削減に関する施策を総合的に策定し、および実施する。 |
地方公共団体の責務 | 食品ロスの削減に関し、国および他の地方公共団体との連携を図りつつ、その地域の特性に応じた施策を策定し、および実施する。 |
事業者の責務 | 事業活動に関し、国または地方公共団体が実施する食品ロスの削減に関する施策に協力するよう努めるとともに、食品ロスの削減について積極的に取り組むよう努める。 |
消費者の役割 | 食品ロスの削減の重要性についての理解と関心を深めるとともに、食品の購入または調理の方法を改善すること等により食品ロスの削減について自主的に取り組むよう努める。 |
市の取組
◆出前トーク「できることから始めよう!食品ロス削減」を随時受け付けています。
出前トークについてはこちらをご覧ください。
◆食品ロスを減らすために役立つ内容を「家庭でできる食品ロス削減」に掲載しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
◆食品ロス削減マッチングサービス「かめやまタベスケ」を運用しています。
詳しくはこちらをご覧ください。