非常持ち出し品の準備について
公開日 2014年11月23日
更新日 2021年12月13日
非常持ち出し品とは、避難するとき持ち出す最小限の必需品のことで、あまり欲張りすぎない ことが大切です。重さの目安は男性で15kg、女性で10kg程度。背負いやすいようにリュックサック などにまとめておきましょう。
用意のポイント
- 避難行動に支障の出ないよう、重すぎる場合は飲料水などの一部を家に保管するなどして減らす。
- 重い缶詰のかわりに、比較的軽い乾燥食品などを用意する。
- できれば各自に1つのリュックを用意し、それぞれ持ちやすい場所に保管する。玄関先や車のトランクなどにも分散。
非常持ち出し品
携帯ラジオ・電池・懐中電灯・ろうそく・ヘルメットまたは防災ずきん・非常食 (カンパンなど火を通さないで食べられるもの)・水・ライター(マッチ)・ナイフ ・缶切り・はし・スプーン・フォーク・ティッシュ・ビニール袋・下着・上着・手袋 ・靴下・ハンカチ・タオル・救急用品・常備薬・預貯金通帳・印鑑・健康保険証・免許証 ・住所録のコピー・現金(紙幣と公衆電話用の硬貨)
※赤ちゃんがいる場合 粉ミルク・哺乳ビン・紙おむつ
非常備蓄品
非常備蓄品とは、ライフライン等が途絶えた場合等、災害復旧までの数日間を自活するためのものです。1週間程度、最低3日間程度の食料等を備蓄しておきましょう。
■【非常食】
そのまま食べられるか、簡単な調理で食べられるもの 例)レトルトのごはん、保存のきくパン、缶詰やレトルトのおかず、インスタントラーメン、 切りもち、チョコレート、梅干し、調味料など
※定期的に期限を確認し、いつも新鮮な物を補充しておきます
■【水】
1人1日3Lを目安とした飲料水と、生活用水を確保
※飲料水は、随時、保存期間の確認を。
生活用水は、風呂の水を次に入れるまで溜めておきます。
寝る前にポットややかんに水を入れておくこと。
■【生活用品】
燃料は短期間なら卓上コンロや固形燃料で十分。その他、洗面用具、生理用品、ビニール袋、キッチン用ラップ、新聞紙、ビニールシートなど
活かしてください
阪神・淡路大震災では、こんなものが役立ちました。
公衆電話をかけるために | 10円玉 |
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水の補給のために | ポリタンク |
お風呂に困りました | ドライシャンプー、ボディ洗浄剤 |
助けを求めるために | 笛 |
その他 | 携帯コンロ、バール、常備薬、予備の眼鏡、補聴器など |
消火・救助用具も忘れずに!
地震発生による火災や家屋の倒壊などに備えて、消火器などの消火用具や、救助活動に使える 車のジャッキやバールなど工具類も用意しておきましょう。
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