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鈴鹿関跡

公開日 2021年02月16日

更新日 2021年03月21日

 鈴鹿関(すずかのせき)は奈良時代の関所で、岐阜県の「不破関(ふわのせき)」、福井県の「愛発関(あらちのせき)」とともに「三関(さんげん)」と呼ばれていました。天皇の死去や事変勃発時には関を閉ざすなど、律令国家にとって、交通を監視する重要な施設(交通管理施設)でした。2005年に観音山の裾付近で古代瓦が見つかり、2006年から発掘調査(第1次調査)が始まりました。その結果、奈良時代の特徴を持つ重圏文軒丸瓦(じゅうけんもんのきまるがわら)が出土し、瓦葺きの築地塀(ついじべい)の一部が検出されました。築地塀は、2019年の発掘調査(第9次調査)でも一部が検出されており、崖の上に、高さ約3メートル、南北約650メートルにわたって築かれていたと推定され、都から逃れようとする反乱者らを食い止めるなどの役割を果たしていたとみられます。

               

第1次発掘調査現場                       重圏文軒丸瓦              

         

第9次発掘調査現場                        築地塀イメージ図  

 

鈴鹿関跡国史跡に!

発掘調査現場の様子を動画で配信しています。

鈴鹿関 国史跡指定へ!

詳しくは、下記のリーフレット(PDF)をご覧ください。

     

リーフレット「鈴鹿関跡 国史跡に!」 1ページ・4ページ[PDF:8.76MB]

 

リーフレット「鈴鹿関跡 国史跡に!」 2ページ・3ページ[PDF:7.97MB]

お問い合わせ

市民文化部 文化課 まちなみ文化財グループ
住所:〒519-1192 三重県亀山市関町木崎919番地1
TEL:0595-96-1218
FAX:0595-96-2414

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