【医療機関・薬局向け】厚生労働省による令和7年度医療費助成の受給者証および診察券のマイナンバーカードへの一体化に関する補助金について(ご案内)
公開日 2025年06月05日
更新日 2025年06月05日
医療費助成(公費負担医療または地方単独医療費助成をいう。以下同じ。)の受給者証や医療機関等で発行する診察券のマイナンバーカードへの一体化は、マイナ保険証1枚でスムーズな受付が可能となり、医療保険とともに、医療費助成のオンライン資格確認を実施できたり、診察券がなくても受付した患者の情報を管理できたりするようになるための取り組みです。この取り組みにより、医療保険の資格情報および受給者証情報や診察券情報の手動入力の負荷をセットで削減できるようになるとともに、正確な医療費助成の資格情報に基づき請求を行えるようになることで、資格過誤請求が減少するなど、医療機関の事務効率化が推進されることになります。
厚生労働省では、「医療のDXに関する工程表」(令和5年6月2日医療DX推進本部決定)等に基づき、医療費助成(公費負担医療または地方単独医療費助成)のオンライン資格確認の導入を推進しており、令和7年5月現在、183自治体(22都道府県、161市町村)において運用が開始され、約2.5万の医療機関・薬局においてシステム改修が完了しています。なお、亀山市においては、デジタル庁の令和6年度PMH(医療費助成)先行実施事業に応募し、採択されたことから、受給者証とマイナンバーカードの一体化に向けてのシステム改修を完了しています。
令和7年度においても、参加する自治体や医療機関・薬局の拡大を推進していくこととしており、厚生労働省が、医療機関・薬局において医療費助成のオンライン資格確認を導入するためのレセプトコンピューターの改修に対する補助金を用意し、6月上旬から申請受付を開始する予定です。※デジタル庁が実施していました令和6年度の補助金は、令和7年2月1日をもって申請が締め切られました。
この機会に、ぜひご活用ください。
申請期間
2025年(令和7年)6月上旬(予定)から2026年(令和8年)1月15日
※2024年度(令和6年度)に改修を行った場合も対象となります。
※申請受付開始日は、決定次第、医療機関等向け総合ポータルサイト等でお知らせします。
※予算の範囲内で実施する補助金のため、早めに申請を行ってください。
※医療費助成の受給者証と診察券利用に伴う改修は別々の機会に実施することも可能ですが、その場合でも、申請は一括で行っていただくようお願いします。
(一体的な申請手続きを行う観点から、複数回の申請はご遠慮ください。)
申請方法
医療機関向け総合ポータルサイト(外部サイトへリンク)で申請してください。
必要書類
(1) 領収書
(2) 領収書内訳書
(3) システム改修に係るチェックシート(ベンダーに記入してもらってください。)
補助内容のご案内
診療所のみなさまへ
診療所においては、以下のいずれかの改修を選択して、補助金を受給することができます。
(1) 医療費助成の受給者証情報をオンラインで取得するためのレセコンの改修
(2) 医療費助成の受給者証情報をオンラインで取得するとともに、マイナ診察券で受付を行うためのレセコン改修
(3) マイナ診察券で受付を行うためのレセコン改修
病院のみなさまへ
病院においては、以下のいずれかの改修を選択して、補助金を受給することができます。
(1) 医療費助成の受給者証情報をオンラインで取得するためのレセコンの改修
(2) 医療費助成の受給者証情報をオンラインで取得するとともに、マイナ診察券で受付を行うためのレセコン改修
(3) マイナ診察券で受付を行うためのレセコン改修
薬局のみなさまへ
薬局においては、医療費助成の受給証情報をオンラインで取得するための改修について補助金を受給できます。
補助金についての詳細はこちらもご覧ください。
問い合わせ先
- オンライン資格確認等コールセンター(通話無料)0800-080-4583
月曜日から金曜日:8時から18時(祝日除く)
土曜日:8時から16時(祝日除く)
- 医療機関向け総合ポータルサイト(外部サイトへリンク)
お問い合わせ
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