市民の皆様へ

　新緑の季節を迎えております。コロナ禍において3年ぶりとなる移動制限のない大型連休を終え、感染リスクの高まりが危惧されましたが、これまでのところ心配された感染の急拡大はみられない状況です。とは言え、引き続き市内外の感染動向を注視し、関係機関と連携しながら諸対策の充実を図ってまいります。

　こうした中、今般、すでに実施している総合対策に続き、新たに総額約4億7,000万円となる「総合対策パッケージ【第10弾】」を取りまとめました。具体的には、「低所得の子育て世帯への生活支援給付金の支給」「プレミアム付き商品券(ver.2)の発行」「PCR簡易検査キットの追加配備」「ワクチン接種体制の充実」などに関連する補正予算として、来る6月市議会での提案･成立後、速やかに実行に移したいと考えます。

　一方、昨日より、本市の「ワクチン接種計画」に基づき、4回目接種を開始しました。対象の3回目接種から5ヶ月以上経過した60歳以上ならびに18歳以上60歳未満の基礎疾患がある皆様方には、月毎に順次ご案内をさせていただきます。また、12歳以上で1･2回の接種を終えられた方の接種率は88.4％(5/22時点)で、そのうち3回目を接種された方は72.0％でありますが、先般その接種間隔が6ヶ月から5ヶ月に変更されたことに伴い、3回目接種のスケジュールを前倒します。市民の皆様には、引き続きのご協力をお願いします。

　さて、夏場に向かい熱中症リスクが懸念されるなか、「マスク着用の考え方と就学前児の取り扱い」について、変更を行いました。新たな日常として、屋外の爽やかな風のなか心身のリフレッシュに繋がる活動を通じて、コロナに打ち勝つ都市としての「免疫力や復元力」を高めたいものです。

令和4年5月27日

亀山市長 櫻井義之