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麻しん(はしか)に注意しましょう

公開日 2025年04月12日

更新日 2025年04月14日

全国的に麻しん(はしか)の患者が急増しています。
令和7年4月12日(土曜日)、三重県より亀山市における 麻しん(はしか)患者発生の報告がありました。不特定多数の人が接触したと考えられる事象はないとのことです。
現在、発生している麻しん(はしか)については、三重県ホームページ(外部リンク)に最新の情報が掲載されています。
今後、さらなる輸入症例や国内における感染事例が増加する可能性がありますので注意してください。

麻しん(はしか)とは

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによる感染症です。感染力がきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染すると言われています(インフルエンザでは1~2人)。

発熱、発疹など麻しんに特徴的な症状が現れた人

事前に医療機関に電話連絡の上、マスクを着用して医療機関の指示に従って受診してください。その際、症状出現日(潜伏期間)の10日から12日前(感染したと推定される日)の行動(海外の流行地や人が多く集まる場所へ行ったかどうか等)について、医療機関にお伝えください。受診の際には、感染を拡大させないように公共交通機関等の利用は控えてください。

症状

  • 麻しんウイルスに感染して10~12日後に、発熱や咳などの症状が現れます。
  • 38℃前後の発熱が2~4日間続き、倦怠感、上気道炎症状(咳、鼻水、くしゃみなど)、結膜炎症状(結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど)が現れて次第に強くなります。発疹が現れる1~2日前ごろに口の中の粘膜に1mm程度の白い小さな斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんに特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎるころまでに消えてしまいます。
  • コプリック斑出現後、体温は一旦下がりますが、再び高熱が出るとともに、赤い発疹が出現し全身に広がります。
  • 発疹出現後3~4日で回復に向かい、合併症がない限り7~10日後には主症状は回復しますが、免疫力が低下するため、しばらくは他の感染症にかかると重症になりやすく、体力などが戻るのに1カ月程かかることも珍しくありません。
  • 麻しんに伴って肺炎、中耳炎、脳炎などさまざまな合併症が見られることがあります。特に脳炎は、頻度は低い(1000人に1人)ものの死亡することがあり、注意が必要です。

感染を未然に防ぐには予防接種が有効です

麻しんは、感染力がきわめて強いことから手洗いやマスクのみでの予防はできませんが、予防接種(ワクチン接種)を行うことによって、95%以上の人が免疫を獲得し、予防することができます。予防接種は、自分が感染しないためだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも有効です。亀山市の定期接種の対象の人(内部リンク)は早めの接種をご検討ください。

その他

厚生労働省ホームページ(外部リンク)
三重県ホームページ(外部リンク)

お問い合わせ

健康福祉部 健康政策課 健康づくりグループ
住所:〒519-0164 三重県亀山市羽若町545番地
TEL:0595-84-3316
FAX:0595-82-8180