学校給食の取り組みについて
公開日 2024年05月08日
更新日 2024年05月08日
亀山市の学校給食について紹介します
亀山地区の小学校9校は自校方式、中学校2校は弁当持参とデリバリー給食の選択制です。
関地区の小学校2校と中学校1校は、給食センターで調理して各校へ配送するセンター方式です。
1 自校方式およびセンター方式
(1) 献立について
次の3点を基本に、栄養教諭が共通献立を作成し、調理員や教職員を交えた献立検討会の協議を経て決定しています。
- 栄養のバランスの取れたおいしい給食を提供すること。
- 十分な衛生管理のもと安全・安心な給食を提供すること。
- 食育をとおして食に関する理解や望ましい食習慣の形成を促進するための生きた教材とすること。
(2) 学校給食の食材について
給食で使用される食材については、より安心安全な物資を調達するために、下記のとおり行っています。
- 主食(ごはん・パン)は財団法人三重県学校給食会、牛乳は三重県学校給食牛乳協会を通じて調達しています。
- 冷凍食品や加工食品、調味料等の物資については、亀山市学校給食協会において個々の物資に規格を設け、この規格に適合した物資を調達しています。その際には、原材料のサン プルや産地が確認できる書類、食中毒菌に対する細菌検査結果の確認できる書類の提出を求め、安全性を確認 しています。
- 生鮮食品(野菜や肉)については、市教育委員会の登録業者から、市場に流通 しているものを調達しています。その際には、できる限り市内産または県内産を納入することと、納品書に産地を明記することを求めています。
(3) 地産地消の取り組みについて
市内産の食材を多く使った「かめやまっ子給食」を年間22回実施しています。
米は市内産、豚肉は市内養豚場の豚肉を含む県内北勢地域産の豚肉を使用しています。
2 デリバリー方式
(1) デリバリー方式について
市が献立を作成し、給食の調理や配送と食器の洗浄や保管を業者に委託する方式です。
- 給食は、ランチボックス(弁当箱)に入れて配送され、学校でクラスごとに分けられます。
- 家庭からの弁当持参と、デリバリー給食との選択制です。
- 保温カートを使用した配送により、ごはんやおかずを適温でおいしく食べることができます。
(2) 献立について
デリバリー給食は、心身の成長期にある中学生に学校での昼食を通じて、正しい食生活を身に付けさせ、自ら実践する態度を育てる食に関する指導の充実を図るとともに、栄養に配慮した食事を提供することを目的としています。
献立は、市の管理栄養士と委託業者の管理栄養士が協議を行い、栄養のバランスや生徒の嗜好等も考慮しながら、安心安全な食材を用いて作成しています。
毎日2種類のメイン料理が用意されており、好みの方を選べるようになっています。
(3) デリバリー給食の食材について
デリバリー給食で使用される食材については、より安心安全な物資を調達するために、下記のとおり行っています。
- 亀山市中学校給食物資選定基準に基づき、業者が物資を仕入れており、全ての食材の仕入れ先が分かるシステムになっています。
- 冷凍食品や加工食品、調味料等の物資については、産地が確認できる書類、食中毒菌に対する細菌検査結果の確認できる書類の提出を求め、安全性を確認しています。
- 生鮮食品(野菜や肉)については、委託業者が契約を交わしている納入業者より、市場に流通しているものを調達しています。その際には、納品書に産地を明記するように求めています。
- 米は、全て県内産を使用しています。牛乳は、三重県学校給食牛乳協会を通じて調達しています。
(4) 地産地消の取り組みについて
月に一度「地物が一番みえの日」メニューを実施し、米や生鮮食品を中心に県内産の食材を献立に取り入れています。
3 学校給食用牛乳
県内産の低温殺菌牛乳を飲用しています。
63℃〜65℃で30分加熱殺菌する方法により、加熱による変性が少なく、より良質のタンパク質と牛乳本来の風味を味わうことができます。
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