加太保育園野外体験保育(令和3年3月)
公開日 2021年05月14日
更新日 2021年05月14日
(今月の記事)
・令和3年3月5日(金)今月の花(コブシ)
・令和3年3月9日(火)タラヨウの葉に手紙を書いたよ!
令和3年3月5日(金)今月の花(コブシ)
コブシは、早春に白や淡いピンクのきれいな花を咲かせ、冬が明ける合図となる花だそうです。保育園前の民家の庭先にも大きな真っ白いコブシの花が毎年咲き誇り、子どもたちや職員の心を躍らせてくれます。花びらが薄いので風に花が揺られると、まるで純白のドレスをまとった貴婦人がダンスを踊っているようです。コブシが咲くと、桜の開花が近いことを知らせてくれますね。
近隣の庭先にロウバイ(蝋梅)の花が咲き誇り、子どもたちは毎年、ロウバイの花を見せてもらっています。愛でる花が少なく寂しい2月に、黄色いつやのあるロウバイを見つけるとうれしくなりますね。ロウバイの香りは強くないので、子どもたちは、鼻を近づけて深呼吸をして甘い香りを嗅いでいました。「なんか、チョコレートの匂いがするね」と、つぶやいていた子もいました。
令和3年3月9日(火)タラヨウの葉に手紙を書いたよ!
三重県林業研究所に、字が書ける「タラヨウ」があるとのことで、バスに乗って出掛けました。
タラヨウの木は郵便局のシンボルツリーで、「葉書の木」とも言われています。葉の裏側をとがった物でなぞると、しばらくして黒い色が浮かび上がる不思議な葉です。そのため、字を書くことができます。葉書の由来となっており、定形外郵便で葉書として送ることができます。
子どもたちは字がたくさん書けるように大きな葉を選び、大切に持ち帰りました。タラヨウの葉は一般的な木の葉に比べると、やや硬くて厚く感じました。
子どもたちは卒園前だったので、これまでの感謝の気持ちをお家の方に伝えようと、「ありがとう」の文字を書きました。「あっ、黒くなった!」と驚く子どもたちは、「もっと書きたい!」と言い、絵やハートマークもたくさん描いて楽しんでいました。