加太保育園野外体験保育(令和2年8月)
公開日 2020年10月06日
更新日 2020年10月06日
(今月の記事)
・令和2年8月7日(金)8月の花「オニユリ」「タカサゴユリ」
・令和2年8月27日(木)四日市農芸高校生と交流しました
※7月から掲載を若い日順に変更しました。
令和2年8月7日(金)8月の花「オニユリ」「タカサゴユリ」
セミの声が、加太の里山を包む8月になりました。子どもたちと、セミの鳴く小学校の桜並木を歩いていると、オニユリの群生を見つけました(左下の写真)。赤っぽい色をした花びらに黒い斑点が目立つ姿をして、それが赤鬼を思わせることからオニユリ(鬼百合)と付けられたようです。
タカサゴユリ(右下の写真)は、道端や国道の脇に咲いているのをよく見掛けますね。背が高く、風になびいている白い花が印象的です。地域の人も、庭先に咲いているタカサゴユリを持ってきてくれます。台湾原産で沖縄では、「タカサング」と呼ばれているそうです。特徴は、白い花に薄い赤色の筋が入っています。
令和2年8月27日(木)四日市農芸高校生と交流しました
本年度も、四日市農芸高校自然環境コースの生徒との交流活動を行い、いかだ遊びをメインとして、そのほか弓矢や竹馬にも挑戦し、3日間遊びました。
一日目、いかだの材料となる竹を一緒に取りに行き、ノコギリで切る体験をしました。高校生が優しく丁寧に教えてくれるので、子どもたちは安心してノコギリを使うことができました。
二日目、楽しみで仕方がなかったいかだに乗りました!高校生が試行錯誤を繰り返し、やっと完成させたいかだに年長児が作ったハートの旗を取り付けました。乗り心地は最高!遊園地のアトラクションではない本物のいかだに皆が感激し、上手く浮かんだことに大喜びしました。いかだが優雅に川をゆらゆら流れ、このままいつまでも乗っていたいと思わせる楽しい時間でした。
三日目、高校生が作った竹製の弓矢で遊びました。子どもたちは的を作るために、竹をノコギリで切り、絵を描きました。ノコギリの扱いも徐々に慣れてきました。
弓を引いて矢を飛ばすのは少し難しかったのですが、できるようになりたいという気持ちが大きく、どの子も集中して的を狙いました。根気よく取り組み、コツをつかみ、矢を飛ばすことができる子が多くなりました。
また、高校生が作ってくれた竹馬にも挑戦しました。竹馬は初めてでしたが、子どもたちが興味を持てたので、今後、乗れるようになることを目指して取り組んでいきたいと思います。
高校生とこのように交流できたことで、野外体験保育の活動が深まり、改めてその意義を感じさせられました。子どもたちの生き生きとした表情を引き出してくれた四日市農芸高校生に感謝します。