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加太保育園野外体験保育(令和2年7月)

公開日 2020年09月09日

更新日 2020年09月09日

 

(今月の記事)
・令和2年7月1日(水)まゆからカイコガが出てきたよ!
・令和2年7月9日(木)短冊に願いを込めて
・令和2年7月14日(火)大きなスイカ
・令和2年7月15日(水)子どもたちの絵をフェンスに飾りました
・令和2年7月15日(水)発見がいっぱいの野外
・令和2年7月21日(火)「先生!この花何ていうのかな?」

 

※(今月の記事)7月より掲載を若い日順に変更しました。

令和2年7月1日(水)まゆからカイコガが出てきたよ!

 地域の方から白と黄色のきれいなまゆをいただきました。子どもたちはまゆを初めて見たようで興味津々でした。

 そこで、加太小学校の2年生が育てているカイコを見学させてもらいました。「触ってみる?」との小学生の誘いにこわごわ手を出す子どもたち。

地域の方からの繭 かいこ触ったよ

 まゆ床にたくさんのまゆが出来ている様子やカイコが桑の葉を食べている様子を見ることができました。

まゆ床   かいこと桑の葉 生まれた蛾

  数日後、園のまゆからカイコガが次々と羽化して、子どもたちを驚かせました。そして、まゆの周りにたくさんの卵を産みました。「このガ、飛ばないねー」カイコガは飛ばない昆虫であることも知りました。今回、カイコについていろいろなことを知る貴重な機会となりました。

 

令和2年7月9日(木)短冊に願いを込めて

 七夕に向けて、近くの竹林にみんなで竹を取りに行きました。持ち帰る竹が決まると、年長児が園まで「ワッショイ!ワッショイ!」と声を掛けながら運びました。

笹取り

  織姫、彦星、天の川など毎日少しずつ作った飾りを保護者の方と一緒に笹に飾りました。「わー、きれい!」「私の作った飾りがあそこにある!」と言いながら、笹の下から飾りを見上げる子どもたちでした。短冊には、子どもたちと保護者の方々の気持ちのこもった願い事が書かれていました。

笹飾りきれい

 七夕祭りが終わり、子どもたちが願いが叶いますようにと短冊を燃やしました。年長児がマッチで火を付ける様子を年下児がじっと見ています。願い事が天に届くといいですね。

 

令和2年7月14日(火)大きなスイカ

 地域の方からスイカをいただきました。子どもたちの頭より大きなスイカに職員もビックリ!

大きなすいか すいかを触ったよ

  触ってみたり、たたいてみたり、持ち上げてみたりしました。「つるつるしてる」、「重い!」と、大きなスイカに子どもたちも興奮気味でした。ありがとうございました。  

 

令和2年7月15日(水)子どもたちの絵をフェンスに飾りました

 園庭の前で工事が行われています。フェンスには白いシートが張られ殺風景になっていたので、子どもたちが描いた絵を飾ることにしました。

上手に描けたよ

 季節ごとの絵をみんなで描きました。どんな絵を描くかを話し合うと、お花見、川遊び、流しそうめん、焼き芋、たき火など、これまでに経験をした楽しかったことがたくさん挙がりました。0、1、2歳児は手形で参加しました。「ここにも描こう」、「何色にしようかなー」と、楽しく描き、完成後のフェンスへの取り付けは建設会社の方にお世話になりました。素敵な絵が飾られたことで、園庭が明るくなり、子どもたちとの会話も弾んでいます。

パネル春夏秋冬

 

令和2年7月15日(水)発見がいっぱいの野外

 雨が降り出しそうな日、かっぱを着て野外に出かけ、カミキリムシを発見しました。「カミキリムシは何重にも重ねた紙をかみ切るそうだよ」、「園の飼育ケースにいるカミキリムシで試してみよう!」と、話す子どもたちでした。

カミキリムシ

  次に足跡を発見しました。「何の足跡かな?」、「イノシシかな?」、「シカかな?」と、想像が膨らみます。

足跡発見

 道端にバッタが死んでいました。「どうして死んだのかな?」、「踏まれたのかな?」、「アリが寄ってる。」、「保育園でお墓作ってやろう。」と、しばらくしゃがみ込んでバッタを見ていた子どもたちは、お墓を作るためにビニール袋に入れて持ち帰ることにしました。

 途中たくさんのカタツムリにも出会い、さらに農道へ進みました。草むらから虫の声が聞こえました。「何の鳴き声?」、「上手に鳴けるように練習しているのかな?」と、会話がはずみます。

進んで行こう

 サワガニを見付けました。「バケツに入れて持って帰ろう!」、「カニは何を食べるの?」、「隠れる所がいるから、石を持って帰ろう!」と、ワクワクする子どもたちでした。

カニがいたよ  

 子どもたちが名付けた「カニトンネル道」を通り、次はシダが茂る林を横切りました。木が倒れていて足場が悪く、進むのに少し時間がかかりました。

 地域の方に出会うと「こんにちは!」と元気にあいさつをする子どもたちです。帰り道、あいさつを交わした地域の方に大きなキュウリをいただき、抱えて園まで帰りました。

どんどん進むよ 大きなキュウリ

 今日もいろいろな発見や地域の方とのふれあいがあり、ワクワクした野外でした。

 

令和2年7月21日(火)「先生!この花何ていうのかな?」

 野外に出ると、「先生!この花、何ていうのかな?」と、足元の小さい花にも興味関心を持つ子どもたちです。また、死んだバッタに集まるアリを見て、「死んどる?」、「車にひかれたんかな?」、「違うで、ここは車こうへんもん!」などと、一歩野外に出ると、次々と不思議なことや心がワクワクする場面に出会います。担任は、すぐに答えを出さずに子どもたちと考えながら、もっと子どもの気持ちが広がるような、面白い自然の扉を開いています。

 野外で見つけた草花や、保護者の方、地域の方にいただいた花を玄関に「きょうのはな」として紹介しています。子どもと花の名前を知ることも楽しいですが、登降園のときに、草花を通して親子の会話が広がってほしいと思っています。
 

地域の方からいただいた花   ねむの木

 

お問い合わせ

加太保育園
住所:〒519-1129 三重県亀山市加太板屋4620番地
TEL:0595-98-0134
FAX:0595-98-0134