関西本線（名古屋～JR難波間、営業キロ174.9㎞）は、大阪鉄道が明治22年（1889年）に柏原～湊町（現在のJR難波）間（16.1㎞）を開業したのを皮切りに、他の区間においても民間事業者により開業され、明治32年（1899年）に名古屋～大阪間が全通しました。その後明治40年（1907年）の国有化、昭和62年（1987年）の国鉄民営化（JR東海：名古屋～亀山間59.9㎞、JR西日本：亀山～JR難波間115.0㎞）を経て現在に至っています。

　以前は、名古屋～大阪間を直通で結ぶ列車が運行されるなど、名古屋圏と大阪圏を結ぶ重要な役割を担っていましたが、東海道本線の整備が進められたことなどにより、現在直通列車は運行されておらず、名古屋～亀山間59.9㎞（電化区間）、亀山～加茂間61.0㎞（非電化区間）、加茂～JR難波間54.0㎞（電化区間）の3区間の運行系統にわかれています。

　関西本線は、名古屋と大阪を最短距離で結ぶ鉄道であり、沿線地域の開発が進み魅力的な観光資源が存在するなど、今後さらなる整備の充実が望まれる路線です。

• 関西本線整備・利用促進連盟について
• 関西本線整備・利用促進連盟における利用促進活動　

関西本線活性化利用促進三重県会議について

　関西本線の利用者が年々減少していることを受け、関西本線の活性化や利用促進などさまざまな取り組みを行っていくため、令和4年6月に、三重県、亀山市、伊賀市、JR西日本で「関西本線活性化利用促進三重県会議」を発足しました。

利用促進

　関西本線の現状について理解をいただき、関心を持ち続けていただくためにリーフレットを作成しました。
　このリーフレットをご活用いただき、維持・活性化のために私たちができることについてともに考え、できることからアクション（行動）していただけますと幸いです。

リーフレット[PDF：2.33MB]
※広報かめやま2023年9月1日号と合わせて配布しました関西本線のリーフレットについて、次のとおり誤りがありましたので、お詫びして訂正します。
　（訂正前）島ヶ原駅駐輪場無料
　（訂正後）島ヶ原駅駐輪場有料