市長のメッセージ
公開日 2023年01月18日
更新日 2023年01月18日
市民の皆様へ
令和5年がスタート、「本年こそは、平時の営みを取り戻したい」と祈念します。とは申せ、一時は終息に向かうと思われた新規陽性者が再び急増、先週13日には本県において「医療ひっ迫防止アラート」が発出されました。当市としては、感染状況ならびに地域医療等の現状を見極め適時適切な対応をしてまいります。皆様には、引き続きのご理解とご協力をお願いします。
ちなみに、昨年の市消防本部における救急出動は過去最多の2425件であり、新型コロナが国内で流行し始めた令和2年の1915件と比較すると約27%の増加です。月別では、第7波の7・8月、第8波の12月では前年同月比で3~5割増加、搬送された陽性患者は前年の約3.2倍となる178名。また、医療機関の受け入れが決まらず現場に30分以上滞在する「救急搬送困難事例」が28件を数えます。当然、疾病はコロナだけではありませんので、他の急病等にも対応できる救急医療・地域医療の体制が維持されなければなりません。
本市としては、三重県ならびに2次医療圏の鈴亀地区の関係機関との協力、市内の開業医および近隣病院との連携、市立医療センターと市消防本部における運営強化などにより、この厳しい状況の解消に少しでもつなげたいと考えます。現在、国では感染症法上の位置付けを見直し季節性インフルエンザと同等の5類へ引き下げる検討が進んでいると聞き及んでいます。今後の動きを注視し適応するとともに、市独自に健やかな地域社会へのヘルシープロモーションを推進、「緑の健都 かめやま」への挑戦を進めます。
奇しくも、この3年間のコロナ禍にあって多くの方が自らの健康をコントロールし、生活習慣を改善するなどの実践が起こりました。私たちは、これを一過性のものとすることなく、本来体に備わっている「免疫力」を高める工夫と努力を続け、健やかで活力ある日々につなげていこうではありませんか。令和5年、亀山市は「快復の年」をめざします。
令和5年1月18日
亀山市長 櫻井義之
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