市民の皆様へ

　7月から9月にかけて、厳しいコロナ禍3年目の夏を過ごしました。この間の市民の皆様の地道な取り組み、医療･介護･保育をはじめ全ての関係各位のご尽力に、厚く御礼申し上げます。

　国は、ウィズコロナの新たな段階への移行に向け、オミクロン株対応ワクチンの接種･感染者自宅療養期間の短縮･感染者の全数把握の見直しなどを進めており、県においてもウィズコロナを見据えた取り組みが進められています。本市では、10月1日よりオミクロン株(BA.1)と従来株に対応した2価ワクチンの追加接種を医療センターとあいあいにおいて開始したところであり、順次予約を受け付けております。また、今後の国の方向性において、接種間隔の短縮などが想定されていますので、接種を希望される方や重症化リスクの高い方が円滑に接種できるよう、万全の体制を整えてまいります。

　一方、長引くコロナ禍、また電力･ガス･食料品等の価格高騰による家計への負担が増加するなか、住民税非課税世帯等の低所得世帯への国の緊急支援策として、一世帯当たり50,000円の給付金が支給されます。本市としては、その給付目的から可能な限り早期に実施できるよう準備を進めていきます。また、市民生活の支援と地域経済の循環をめざす、プレミアム率60％の「亀山プレミアム付デジタル商品券」の購入申し込みは、本日最終日を迎えました。予想以上にデジタル型が好評であることから、今後二次販売も検討したいと考えています。

　さて、秋が深まってきました。この心地いい季節、現在「オクト―バ―・ラン＆ウォ―ク」に参加中です。市民の誰もが、日々の生活で感染症に負けない健康習慣でコロナ禍を克服、明るく快活な暮らしへとつなげてほしいと願っています。どうか、健やかな日々を！

令和4年10月7日

亀山市長 櫻井義之