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亀山市成年後見サポート事業を開始しました

公開日 2022年10月01日

更新日 2022年10月03日

市では、令和4年10月から亀山市社会福祉協議会に専任の職員を配置し、成年後見制度の利用促進に向けた中核となる機関等を設置する亀山市成年後見サポート事業を開始しました。

クローバー成年後見制度とは

認知症、知的障がい・精神障がいなどにより、預貯金の管理や不動産の処分などの財産管理、介護サービスや病院・福祉施設への入退所手続きなどの日常生活に関わる契約などができない場合、自分にとって不利益な行為を行ってしまう恐れがあります。成年後見制度は、法律や生活の面から、本人の権利や財産を守り、支援するための仕組みで、大きく分けると法定後見制度と任意後見制度の2つの制度があります。

なお、市では、社会福祉協議会と連携し、本人が抱える福祉課題や実情に応じた適切な受任機関(弁護士会、司法書士会、社会福祉士会、行政書士会、法人後見など)が選出されるよう調整・決定する「成年後見サポート(受任調整)会議」を設置・運営することとしています。

(1)法定後見制度(すでに判断能力が不十分な人のための制度)

認知症や障がいなどで判断能力が不十分なため、財産管理やさまざまな契約などが一人ではできない人のための制度で、本人の状態に応じて、次の類型があります。

類型 補 助 保 佐 後 見
対象者 重要な手続き・契約の一部を一人で決めることが心配な人 重要な手続き・契約などを一人で決めることが心配な人 多くの手続き・契約などを一人で決めることが難しい人
支援内容

一部の限られた手続き・契約など


・相談して一緒に決める
・契約などを取り消す
・代理で手続きする

財産に関わる重要な手続き・契約など


・相談して一緒に決める
・契約などを取り消す
・代理で手続きする

すべての契約など


・契約などを取り消す
・代理で手続きする
 

 

(2)任意後見制度(判断能力が不十分になる前の人のための制度)

本人に判断能力があるうちに、将来、判断能力が不十分になった場合に備えて、あらかじめ自らが選んだ代理人(任意後見人)となる人と公正証書により契約を結んでおく制度です。

本人の判断能力が不十分になったら、家庭裁判所に任意後見監督人の選任の申し立てを行います。

 

クローバー成年後見制度に関する相談窓口

このような困りごと・悩みはありませんか?

成年後見制度の利用を考えている

(1)成年後見制度を知りたい
・成年後見制度の内容を説明してほしい。
・成年後見制度を利用したいが、手続きが分からない。

(2)お金の管理できない
・通帳を紛失したり、公共料金の支払いを忘れたりする。
・訪問販売などで不要な物を買わないか心配。

(3)契約や手続きができない
・福祉サービスや施設入所の契約をすることが難しい。
・遺産分割や相続の手続きができない。

(4)身寄りがなく、将来が不安
・ひとり暮らしで、認知症になったらどうしようか悩んでいる。
・自分に何かあったら、障がいのある子ども暮らしが心配。

 

成年後見人等として活動している

(1)活動の報告書類を作成したい
・裁判所に提出する報告書の書き方を教えてほしい。

(2)被後見人に必要な福祉サービスを利用したい
・高齢や障がい分野の福祉サービスの利用や変更の手続きに困っている。

(3)被後見人以外で世帯の中に支援が必要な人がいる
・被後見人の家族で福祉の支援につながっておらず、後見活動に支障がある。

 

クローバー成年後見制度の利用に関する相談や現在、後見人・保佐人・補助人などとして活動している人の困りごとや悩みなどに応じていますので、ぜひご相談ください。

相談窓口 亀山市社会福祉協議会(あいあい2番窓口)

連絡先  0595-82-7985

亀山市社会福祉協議会ホームページ(外部リンク:亀山市社会福祉協議会)

 

お問い合わせ

健康福祉部 地域福祉課 福祉総務グループ
住所:〒519-0164 三重県亀山市羽若町545番地
TEL:0595-84-3311
FAX:0595-82-8180