市民の皆様へ

　5月以降、三重県内では新規感染者数が減少･横ばい傾向にあり、徐々に社会経済活動においても平時の状態へと戻す取り組みが始まっています。一方、これから夏休みを控え、旅行や地域行事などの機会が増えるとともに、新たな株への置き換わりの可能性も指摘されていることから、いまだ油断は大敵です。

　そのようななか、今週、東海地方での梅雨明け宣言がなされました。記録的な速さということであり、連日各地において厳しい暑さが観測されています。昨日の本市の最高気温は36.6度、本日も37.4度という猛暑日が続いており、コロナへの対策ととともに熱中症への警戒が不可欠です。

　とりわけ屋外においては、マスク着用により熱中症のリスクが高まります。散歩やランニング、通勤･通学や人との距離が確保でき会話を行わない場合などは、マスク着用の必要はありませんので、状況や体調に応じた柔軟な対応をお願いします。特に、高齢者･子ども･障がいのある方には十分な注意が必要と思われます。こまめな水分補給とあわせ、周囲の方々から積極的なお声かけをお願いします。

　本市としても、昨日成立の「総合対策パッケージ【第10弾】」の実行と、中期戦略となる後期基本計画の「健都さぷり＋(プラス)」プロジェクトの取り組みにより、これからの本格的な暑い夏とコロナ禍を乗り越えるべく、オール市役所で最善を尽くしてまいります。

令和4年6月30日

亀山市長 櫻井義之