市民の皆様へ

　1月以降の感染急拡大により、三重県に出されていた「まん延防止等重点措置」は、昨日をもって解除されました。これを受け、県は本日より「再拡大阻止重点期間」へと移行し、飲食店への時短要請を除いた諸対策が続けられることとなりました。

　本市としては、ここへきて新規感染者数が徐々に減少傾向を見せているものの、北中勢をはじめとする近隣地域および愛知など隣接県においては、改善基調とはいえ依然として高い水準にあり、注意を続ける必要があります。

　一方、例年ひと冬に市内では3,000～5,000人のインフルエンザの感染･流行が起こりますが、昨シーズンも今シーズンもほとんど感染者が見られません。ウイルス干渉など疫学的な要因は定かではありませんが、コロナ対策による「三密の回避･マスクの着用･手洗いの励行」などの基本的な感染防止対策が一定功を奏しているとも指摘されています。

　これからの季節、新しいスタートを迎え人の移動が増える時期です。また、歓送迎会などの会食の機会も増大するかと思われ、感染リスクが高まることも予想されます。市民の皆様には、どうか油断されることなく創意工夫ある感染防止対策をお願いいたします。

　　令和4年3月7日
亀山市長 櫻井義之