市民の皆様へ

現在、国の10都府県への「緊急事態宣言」および県の「緊急警戒宣言」の発令が継続中であり、市内においても累計47名と、依然として予断を許さない状況下にあります。市民の皆様には、引き続き、気を緩めることなく基本的な感染防止対策を行っていただきますようお願いします。

本日、これらを踏まえ、既に実施している6つの総合対策に続き、総額7,057万円の「緊急政策パッケージ【第7弾】」に関する補正予算が成立しました。速やかに、感染拡大の防止とウィズコロナ対策、コロナ禍の影響を受ける地域経済への更なる支援について、市内外の感染状況に応じた対策を進めてまいります。

特に、感染防止に期待が寄せられるワクチン接種については、本市として、これまでの準備に加え万全を期すため、去る2月8日、「新型コロナウイルスワクチン接種推進本部」を設置するとともに総合保健福祉センター･あいあいに「ワクチン接種室」を新設し、全庁体制を拡充しました。現在、国･県の状況を的確に把握、関係団体との連携をはかりながら準備を進めており、円滑かつ遅滞なく接種開始ができますよう取り組んでまいります。

暦の上では春を迎えました。昨年の春以来、「心と体の健康」や「健やかなる地域社会」について深く考えさせられた一年でもありました。新型コロナウイルスとの闘いは、未だ先が見えません。しかし、「オール亀山」の英知と行動でこれを克服し、快活な暮らしへとつながる新しい日常につなげたいと願っています。引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。

令和3年2月15日

亀山市長 櫻井義之