市民の皆様へ

全国で22日、新型コロナウイルス感染症による累計死者数が3,000人を超えました。年末年始を控え、今後さらに死者が増えることや医療現場の疲弊などが、強く懸念されています。一方、県内では11月より感染者が急増、幅広い世代への拡大や11月以降14事例のクラスターが確認されるなど、本市としても、まったく予断を許さない状況にあります。

これらを踏まえ、本日の対策本部会議において、年末年始を含む今後の方針を改めて確認し、必要な対策を講じていきます。また、去る21日、三重県知事より「新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて～静かに過ごす年末年始を～」のメッセージが発出されています。市民の皆様には、1月11日までの間、こちらもあわせてご理解いただき、引き続きのご協力をお願い申し上げます。また、改めて、「心ない偏見や差別」「SNSやビラ等での事実と異なるデマの拡散や信用失墜行為」につながることがないよう、正しい情報に基づいた良識ある言動を切にお願いいたします。

さて、年末年始のこの時期、市内外の医療機関のほとんどが休診となりますが、本市では医師会・歯科医師会の先生方のご協力を得て、当番医制により救急医療体制を敷いております。もしも体調がすぐれない場合、事前にご確認・お電話の上、受診いただけますので、ご安心いただきたいと思います。一方、コロナに関する相談窓口である、三重県鈴鹿保健所の受診・相談センターならびに救急医療情報センターとあわせ、12/29～1/3の間、あいあい内にコールセンターを設置しますので、お困りの際にはご活用ください。

本年も残りわずかとなりました。1年におよぶコロナ禍のなか、「心と体の健康」や「健やかなる生活」について深く考えさせられた年でもありました。新型コロナウイルスとの闘いは、未だ先が見えません。しかし、「オール亀山」の英知と行動でこれに打ち勝ち、健やかな暮らしへとつながる真の健康都市、「緑の健都」につなげたいと願っています。

引き続きのご協力をお願い申し上げます。

令和2年12月24日

亀山市長 櫻井義之