市民の皆様へ

「ステイホーム週間」と命名された、静寂の大型連休が終わりました。この間、外出自粛や営業自粛などの感染拡大防止にご協力いただいた市民の皆様・事業所の皆様に対し、心より感謝申し上げます。期間中には、政府の緊急事態宣言が延長され、県の新しい緊急事態措置が示されました。亀山市としては、これらを踏まえつつも地に足の着いた視点から、市民生活と地域社会を守るための取り組みを進めていきます。

さて、本日、市が総合対策「緊急政策パッケージ【第１弾】」として取りまとめた総額約52億円の補正予算が、市議会にて可決・成立いたしました。この上は、市独自の子どもや小規模事業者への緊急支援策、ならびに国の特別定額給付金や子育て世帯臨時特別給付金が、市民と事業者の皆様のお手元に一日でも早く届けられるよう、速やかに実行に移してまいります。また、給付金の支給などでご不明な点については、総合保健福祉センター・あいあいに開設の「緊急生活相談窓口」へご遠慮なくお問い合わせください。

新緑の季節をむかえました。我慢の日々が続くなか、また厳しい雇用経済状況に直面するなか、市内ではさまざまな形での支えあいが生まれており、温かさや心強さを感じています。以前の明るく健やかであった日常に戻すため、今一度、市もゆるめることなく全力で向かいます。ＧＷ後の次なるステージ、感染拡大防止と社会経済活動との両立をはかる「新しい生活様式」の実践に向け、引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。

令和2年5月7日

亀山市長　櫻井義之