健康都市連合日本支部の活動
公開日 2024年07月19日
更新日 2024年07月19日
亀山市は、WHOが提唱している「健康都市」を推進する「健康都市連合」および「健康都市連合日本支部」に加盟し、健康都市という考え方を取り入れて、市民の健康に関する課題への取り組みを強化し、市民と行政が一緒になった健康なまちづくりを推進しています。
健康都市とは
WHO(世界保健機関)は、健康を個人の責任としてのみとらえるのではなく、都市そのものを健康にすることを提唱しています。その考え方に基づき、それぞれの都市の実情や抱えている課題を踏まえた健康都市の将来構想を持ち、それに向かって努力している都市を「健康都市」としています。
健康都市連合
同連合は、人も都市も健康になることを目標に活動している国際的なネットワークです。本市の加盟は平成22年7月13日、国内では14番目、県内の自治体では初めてとなります。
同連合は、「健康」を、保健、福祉、医療など、人の健康に直接かかわる分野だけに限定せず、都市環境、自然環境、文化など、人の健康に影響を及ぼすあらゆる要因を改善していくための取り組みを進めており、令和6年3月末現在で11カ国から188都市53団体の自治体や研究機関などが加盟しており、日本からは30都市6団体が加盟しています。
健康都市連合ホームページ(外部リンク)
健康都市連合日本支部
本市は同連合への加盟と併せ、「健康都市連合日本支部」にも加盟(平成22年6月22日)しました。
同支部は、平成17年に健康都市連合に加盟していた沖縄県平良市、千葉県市川市、愛知県尾張旭市、静岡県袋井市が発起人として設立し、令和6年6月末現在、本市を含め日本国内の37都市3団体で構成されています。同支部は、国内に健康都市の取り組みを広め、各都市の地域特性に応じたWHO健康都市の実現に寄与することを主な目的としています。
健康都市連合日本支部ホームページ(外部リンク)
健康都市連合日本支部の主な活動
総会および大会
総会は、連合の主たる意思決定機構であり、正会員および準会員から構成されています。総会では、理事会により提案された政策・プログラム・予算および活動内容について承認を行っています。
総会の開催都市は、総会に併せ、情報と経験の共有のために、それぞれの都市の特色を生かした大会を同時に開催し、シンポジウムや活動発表などを行っています。
第20回健康都市連合日本支部総会・大会が開催されました!
令和6年7月11日、大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田において第20回総会が、同月12日、同市の吹田市文化会館メイシアターにおいて第20回大会が開催され、会員である本市も参加しました。
総会では、8つの議案の議決と健康都市連合事務局等の活動報告に加え、WHO健康都市・都市政策研究協力センター所長の中村氏による「持続可能な健康都市の展開のための総合指標とその活用:日本の実績と世界の潮流」について発表がありました。
第19回総会(R5.7.13開催)において、亀山市長が健康都市連合日本支部長に選任され、就任しました。(内部リンク)
総会 | |
続く大会には、全国各地から加盟都市や団体、保健・医療分野の関係者や市民などが参加しました。本市は、亀山市食生活改善推進協議会や地域まちづくり協議会、健都サポーターの市民代表の皆さんと共に出席し、加盟自治体の特色ある先進事例に触れ、健康都市活動に携わる方々と交流を深めました。
大会 | |
開会式 | |
基調講演① | 基調講演② |
加盟都市活動発表(愛知県愛西市) | 開催都市関連企業活動発表(山崎製パン株式会社) |
開催都市活動発表(大阪府吹田市) | |
加盟都市等展示ブース① | 加盟都市等展示ブース② |