【定期接種】子どもの定期予防接種について
公開日 2023年04月05日
更新日 2024年10月16日
HPV(子宮頸がん予防ワクチン)9価ワクチンが定期接種になりました(令和5年4月5日更新)
赤ちゃんは、お母さんから病気に対する抵抗力(免疫)をもらって生まれてきますが、生後3カ月を過ぎるころから少しずつその抵抗力が失われていきます。
感染症の中には、かかると重症化したり、後遺症が残ったり、時には命にかかわる病気もあります。病気から身体を守るために、ワクチンの有効性とリスクを理解した上で接種を受けてください。
対象時期になったら、かかりつけ医で予防接種を受けましょう。
※お子さん自身で免疫をつくって病気を予防する手助けをするのが予防接種です。
料金
無料(対象年齢、回数内)
接種場所
予防接種実施医療機関(三重県内)
※必ず、接種前に医療機関に予約してください。
亀山市内の予防接種実施医療機関については、以下をご確認ください。
※県外の医療機関で接種する場合は、接種前に子ども総合支援課母子保健グループに母子健康手帳を持ってお越しください。
持ち物
母子健康手帳、予診票(亀山市のもの)、健康保険証
※転入等で、予診票をお持ちでない場合は、子ども総合支援課母子保健グループに母子健康手帳を持ってお越しください。
その他
- 出生届を提出した時にお渡しする「赤ちゃんすくすく」に乳幼児期に受ける予防接種の予診票セットが入っています。学童期からの予防接種の予診票は、対象の時期に個人通知しています。
- 長期にわたる重篤な疾患などにより、定期接種の対象期間内に接種ができなかった場合でも、定期接種として対応できる場合がありますので、接種前に子ども未来課母子保健グループまでお問い合わせください。
◎ 乳幼児期に受けるもの
予防接種の種類 |
接種回数 |
対象年齢 |
接種が望ましい年齢 |
|
---|---|---|---|---|
ロタウイルスワクチン | ロタリックス | 2回 | 出生6週0日~24週0日まで | 初回接種 生後2カ月~出生14週6日まで |
ロタテック | 3回 | 出生6週0日~32週0日まで | ||
小児用肺炎球菌 | 1〜4回 | 生後2カ月〜5歳未満 | ||
B型肝炎 | 3回 | 生後1歳未満 | 生後2カ月~9カ月未満 | |
BCG |
1回 |
1歳未満 |
生後5カ月~8カ月未満 |
|
水痘(みずぼうそう) |
2回 | 1歳〜3歳未満 |
初回:1歳〜1歳3カ月未満 |
|
5種混合
|
1期初回 |
3回 |
生後2カ月〜7歳6カ月未満 |
生後2カ月〜1歳未満 |
1期追加 |
1回 |
1期初回終了後、 |
||
MR
|
1期 |
1回 |
1歳〜2歳未満 |
|
2期 |
1回 |
5歳以上7歳未満の児であって、 |
||
日本脳炎 |
1期初回 |
2回 |
6カ月〜7歳6カ月未満 | 3歳 |
1期追加 |
1回 |
4歳 |
◎学童期以降に受けるもの
予防接種の種類 | 接種回数 | 対象年齢 | 接種が望ましい年齢 | |
---|---|---|---|---|
DT
|
2期 |
1回 |
11〜13歳未満 | 11歳 |
日本脳炎 | 2期 |
1回 |
9〜13歳未満 | 9歳 |
HPV (子宮頸がん予防) |
2~3回 |
小学6年生〜高校1年生相当の女子 ※平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性はキャッチアップ接種の対象となります。 |
- |
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)定期接種について
HPVワクチンの定期接種については、厚生労働省の勧告に基づき、平成25年6月から接種の積極的勧奨が差し控えられていましたが、令和3年11月26日、厚生労働省より、HPVワクチン定期接種の積極的勧奨の差し控えを終了することが通知されました。
また、令和5年4月1日から定期接種使用ワクチンになりました。すでに2価・4価ワクチンで接種を開始している人は、同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則となっています。異なるワクチンの接種を希望する場合は、かかりつけ医によく相談してください。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)キャッチアップ接種について
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性は、HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃している場合があります。接種機会を逃した人に対して公平な接種機会を確保するため、令和7年3月31日(月曜日)まで、従来の定期接種の対象年齢を超えて行う接種(キャッチアップ接種)を実施しています。
詳しくは、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンのキャッチアップ接種を実施していますをご覧ください。
接種を受ける場合は、その有効性と接種による副作用が起こるリスクを十分に理解した上で受けるようにしてください。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を任意接種で既に接種された人へ
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の対象年齢を過ぎて令和6年3月31日までの間に任意接種として自費で接種した人には、費用助成を行います。また、やむを得ない理由があり、4月1日を超えて接種した分についても、費用助成の対象となる場合があります。該当すると思われる人は、子ども総合支援課母子保健グループへご連絡ください。
子宮頸がん検診について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンで防げないHPV(ヒトパピローマウイルス)感染もあるため、子宮頸がん検診を定期的に受診することが大切です。ワクチンを受けた人も、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けましょう。
●HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)に関する情報提供および相談窓口
ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)相談窓口(厚生労働省ホームページ(外部リンク))
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(厚生労働省ホームーページ(外部リンク))
子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種医療機関やかかりつけ医などにご相談ください。
日本脳炎予防接種経過措置について
国の特例対象者(平成7年4月2日〜平成19年4月1日生)かつ20歳未満の人で、合計4回の接種回数を満たしていない場合やご不明なことがある場合は、子ども総合支援課母子保健グループへお問い合わせください。
ワクチン接種についての注意事項
原則として、新型コロナウイルスワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナウイルスワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
(例) 4月1日に新型コロナウイルスワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降
感染症の予防のための情報提供について(日本脳炎にご注意ください)
三重県では、日本脳炎ウイルスの活動状況を把握するため、豚の抗体検査を実施しています。
本年の調査において、豚の抗体保有率が注意報レベルを超えました。日本脳炎ウイルスへの感染に注意してください。
- 日本脳炎ウイルスは豚の体内で増殖し、蚊(コガタアカイエカ)を媒介して人に感染します(日本脳炎ウイルスは人から人へは感染しません)。
- 日本脳炎は、予防接種により罹患(りかん)リスクを減らすことができると言われています。下記の対象の人は、定期予防接種を受けましょう。
第1期(3回)
・初回接種(2回):生後6月から生後90月に至るまでの間にある人
・追加接種(1回):初回接種終了後6月以上、標準的にはおおむね1年を経過した時期
第2期(1回):9歳以上13歳未満の人
詳しくは、三重県ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
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