「おもいやり救急」を開始しました!
公開日 2016年09月09日
更新日 2021年03月24日
平成28年9月9日(金)午前9時から「鈴鹿・亀山境界付近の救急相互応援に関する覚書」【愛称】~おもいやり救急~の運用を開始しました。
おもいやり救急とは
市の境界付近で発生した重篤な傷病者を速やかに救命するため、亀山市消防本部と鈴鹿市消防本部が連携して救急救命活動を行う救急相互応援のことです。
目的
市の境界付近で発生した救急事案において、担当する消防署や分署の救急車が出動できない場合に、管轄する分署等から応援出動するよりも、市外の分署等から出動した方が早く現場到着できる地域があります。そこで、特に早く救命処置を行う必要性が高い重篤な事案に対し、隣接応援の運用により救命処置を行い、より一層、市民の皆様の安心に貢献することを目的としています。
応援要請の対象となる重篤な傷病者とは
- 心肺機能停止状態又はその疑いがある場合
- その他応援要請が必要と判断される場合
応援区域
- 亀山市が応援を受ける区域
川崎町、能褒野町、田村町、みどり町、井田川町、川合町、和田町、菅内町(国道306号東側)
- 亀山市が応援する鈴鹿市の区域
東庄内町、広瀬町、小田町、和泉町、八野町、三宅町
応援要請
応援区域で重篤な傷病者が発生し、救急事案の重複などにより、救急隊の現場到着に時間を要すると認めるときになります。
期待される効果
- 救急車が現場到着する時間の短縮です。地域、時間帯及び交通状況により差はありますが、約4分から6分の短縮が見込まれます。
- 境界付近で発生した重篤な事案に対して、救急隊がより早く現場到着し救命処置を開始することで、救命率の向上が期待できます。
鈴鹿・亀山境界付近の救急相互応援に関する覚書調印式の様子(平成28年9月2日(金))
お問い合わせ
消防本部 消防総務課 消防救急グループ
住所:〒519-0165 三重県亀山市野村四丁目1番23号
TEL:0595-82-9496
FAX:0595-83-5733