令和5年5月市長定例記者会見(令和5年5月24日)
公開日 2023年05月25日
更新日 2023年05月25日
1.亀山市サル被害対策チーム「モンキーレンジャーズ」の立ち上げについて
亀山市はこのたび、サル被害対策に特化したチーム「モンキーレンジャーズ」を立ち上げました。
本市はこれまで、野生鳥獣による農林水産業の被害を防止し、地域住民の生活環境の維持を図ることを目的として、亀山市鳥獣被害防止対策推進協議会を設置し、取り組んできました。
しかしながら、獣害は山間部のみならず市街地でも深刻化しており、昨年6月には登校中の小学生がサルに襲われるなど、初めてサルによる人的被害が生じたところです。
このような状況を踏まえ、亀山市鳥獣被害防止対策推進協議会内にサル被害対策チーム「モンキーレンジャーズ」を立ち上げ、これまでの獣害防止対策に加え、サル被害防止に緊急的かつ重点的に取り組むものです。
本年度は、巡視員の人数を増やして巡回にあたっておりますほか、すでに実施しております檻の遠隔監視や操作、長距離無線によるパトロールに加え、GPS発信機を新たに導入して捕獲システムの充実を図っているところです。
加えて、市内に存在する5つの群れの規模や遊動域、加害レベル等を調査し、群れごとの管理方針を策定します。なお、市街地に出没する群れについては特に対策を強化するため、GPS機能が付いた電波発信機等を3頭のサルに装着しており、生息状況を詳細に分析し、行動パターンを推測して対策を進めます。
サル被害対策チーム「モンキーレンジャーズ」の活動には、地域の協力体制が不可欠です。市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
※上記内容の印刷物はこちら[PDF:513KB]
【資料】亀山市サル被害対策チーム「モンキーレンジャーズ」[PDF:388KB]
【資料】サルに出会った場合は、次の事項にご注意ください。[PDF:125KB]
2.ふるさとゆかりの偉人マンガ「ヤマトタケル・オトタチバナヒメ」の発行について
このたび、亀山市教育委員会は、B&G財団の「ふるさとゆかりの偉人マンガの製作と活用事業」の助成を受け、亀山市にゆかりの深いヤマトタケルとオトタチバナヒメを題材としたマンガを作成しました。
この事業は、B&G海洋センターが所在し、活動評価がA以上の自治体が助成対象となるもので、令和3年12月にB&G財団からの申請提案もあり、亀山市にゆかりの深いヤマトタケルとオトタチバナヒメを題材としたマンガ製作の実施について助成決定を受けました。事業費は300万円で、その全額が助成されるものです。
古代に編さんされた歴史書である「古事記」「日本書紀」に記されたヤマトタケル・オトタチバナヒメの物語は、「三重」の地名や「亀山」の地名由来などとも大きくかかわっており、現在小学校で使用している地域副読本「亀山にまつわる人・もの・こと」にも記載されています。亀山市が東西日本の境界域にあたり、古くから交通の要衝として人々が行きかう中で積み上げられてきた独自の風土についての理解を深め、「ふるさと亀山」への誇りの醸成につながると考え、そのモデルパーソンであり後世に語り継ぎたい人物としてこの二人を取り上げました。
マンガは6,000部作成し、市内の小学校に3年生以上の児童数分、中学校には全生徒数分を配置するほか、市立図書館や市内の地区コミュニティセンター、歴史博物館などに配置し、多くの市民の皆さんにもご一読いただけるようにします。また、マンガの執筆は、亀山市のご出身・在住で、小学生の保護者でもある、デザイナーの小林はなさんにお願いしました。
ふるさとの偉人に関するマンガを製作・配布・活用することで、亀山市の未来を担う小・中学生等のふるさとへの興味・関心が向上し、地域への愛着心を育むきっかけにつながっていくことを願っております。
3.6月の行事予定
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