亀山市

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亀山市教育委員会

亀山市小規模特認校制度について

公開日 2025年05月20日

更新日 2025年05月20日

 亀山市教育委員会では、特色ある教育活動を行う小規模な学校の一層の活性化を図るため小規模特認校制度を実施しています。

小規模特認校制度とは

 亀山市内に住所がある方、または、在住予定の方で、小規模特認校の教育に賛同し、地域とともにその特色の中での教育を希望される児童や保護者に対して、特例として市内全域からの入学・転学を認める制度です。

 現在、亀山市内では、白川小学校と野登小学校がこの制度を取り入れています。両校とも地域の方々の協力を得て、伝統的に取り組んでいるさまざまな学校活動や豊かな自然環境を生かした学校行事を行い、小規模校の良さ・メリットを生かした「地域とともに歩む特色ある学校」づくりを進めており、亀山市教育委員会から「小規模特認校」として認定を受けています。

特認校制度のいいところ
1. 一人ひとりが主役 活躍の場が多く、表現力が向上します。主体的に判断し、実践する活動を行います。
2. きめ細やかな指導 学校全体で子どもを見守ります。できる限り、一人ひとりの学びに応じた学習支援を行います。
3. 異学年集団活動 縦割り班活動を中心に異学年での活動を多く行います。思いやりのある、心の強い子どもを育てます。

白川小学校

 平成15年度から特認校制度を開始しました。白川小学校では、コミュニティ・スクールを中心にキャリア教育の一環として炭焼き事業を展開しています。原木切り出しから販売まで行い、子どもたちも炭出しやパッケージデザインづくり、販売など貴重な体験を重ねています。そのほかにも、学習田での田植えや指定障がい福祉サービス生活介護事業所「つくしの家」の施設利用者との交流など多岐にわたる体験学習を行っています。また、白川小学校の校舎は昭和29年に建てられた木造平屋二棟で、平成21年8月7日に国登録有形文化財に登録されました。現在も児童が学校生活を送る校舎としては、全国的にも数少ないものです。

炭焼きを見守る地域の人と児童  児童と保護者、地域の人がもちつきをする様子  学習伝で田植えをする様子  白川小学校の校舎内の廊下を歩く児童

詳細は、白川小学校ホームページ(外部リンク)でご確認ください 白川小学校特認校ポスター[PDF:826KB]

野登小学校

 令和7年度から特認校制度を開始しました。野登小学校では、野登小校区内に群生するミツマタの枝を採取して、地元の方に協力いただき、枝を蒸した後、皮を剥ぎ、白皮にして木づちでたたき、重りで圧搾して紙すきをした和紙で、世界にひとつだけの卒業証書を作る活動をしています。そのほかにも、野登小学校の近くの川に生息する天然記念物のネコギギをはじめとした生き物を調べる活動やお茶摘み体験など、多岐にわたる体験学習を行っています。

       

詳細は、野登小学校ホームページ(外部リンク)でご確認ください 野登小学校特認校ポスター[PDF:26.4MB] 

 

就学の条件

  • 児童は亀山市内に在住または在住予定であること
  • 児童および保護者は特認校の教育活動に賛同していること
  • 児童は当該特認校に就学した日以後1年以上の通年就学として、原則として卒業まで就学できること
  • 保護者の負担および責任において、児童を通学させることが可能なこと

       詳しくは、教育委員会へお問い合わせください。

申請手続き

 入学・転学を検討・希望する保護者は、白川小学校・野登小学校もしくは下記担当へお問い合わせの上、学校見学や面談を行ってください。

  白川小学校:亀山市白木町2739番地(☎0595-82-3007)

  野登小学校:亀山市両尾町2124番地(☎0595-85-0009)

 

お問い合わせ

教育委員会事務局 学校教育課 学事教職員グループ
住所:〒519-0195 三重県亀山市本丸町577番地
TEL:0595-84-5075
FAX:0595-82-6161

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