しぎかいってなに?
公開日 2016年06月19日
(1)市議会とは
市では、道路や公園をつくったり、ごみを処理したりするなど、いろいろな仕事をしています。
こうした仕事をどのように進めていくか、必要なお金をどう使うか、といったことを、市民みんなが集まって話し合うのは、とても難しいことです。
そこで、亀山市の18歳以上の市民が、「選挙」をして選んだ18人の「市議会議員」が、わたしたち市民の代表者として、「市議会」で話し合うことにしています。
(2)市議会の仕事
市議会議員と同じように、亀山市の「市長」も、わたしたち市民の代表者として選挙で選ばれます。
「市長」は、市の仕事を計画して進める責任者であり、「市議会」と「市長」は、市の仕事についてお互いに意見を出し合い、市をよりよいまちにするために協力する関係です。これを「二元代表制」といいます。
市長は、市の仕事について、市のきまりである「条例」をつくったり、お金の使い方である「予算」を考えて、市議会に「これでどうですか」と「提案」します。
市議会の仕事は、こうして提出された「条例」や「予算」の案について、市議会議員で話し合って、よいかどうかを決めることです。これを「議決」といいます。
そして、一度決めたことについて、市が約束どおりに仕事をしているか、お金の使い方はきちんとできたのか、といったことについてもチェックします。
また、みんなのため、国や県に「こうしてほしい」という意見を出したりもします。

(3)市議会議員はどうやって選ばれるの?
市議会議員は、4年に1回の選挙で、市民の投票で選ばれ、そのあと4年間の仕事を任されます。
いま、亀山市には、市議会議員が18人います。
市議会議員の選挙に投票できるのは、18才以上の市民です。
市議会議員になるために、選挙に立候補できるのは、25才になってからです。
(4)市議会のまとめ役はいるの?
「議長」 が、市議会を代表して、市議会の仕事のまとめ役をしたり、会議の司会役をします。
また、「副議長」 が、議長の仕事を助けたり、議長がいないときにかわりに仕事をします。
議長と副議長は、市議会議員のなかから、選挙で選ばれます。