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令和5年6月市長定例記者会見(令和5年6月29日)

公開日 2023年06月30日

更新日 2023年06月30日

1.亀山版OECM認定制度の創設について

 亀山市はこの度、市民や市民団体、農林業者、地元企業等の取り組みにより生物多様性が保全されている区域を認定する制度として、亀山版OECM認定制度「かめやま生物多様性共生区域認定制度」を創設し、7月から運用を開始します。

 昨年開催された生物多様性条約ⅭOP15において、2030年までの新たな世界目標が採択され、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標が盛り込まれました。
 そのような中、国は、国立公園等の自然が保護されている保護地域の内外を問わず、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を自然共生サイトとして認定し、さらに、自然共生サイトのうち保護地域との重複を除いた区域をOECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録する制度を本年4月から開始しました。
 本市は、県内市町では初となる生物多様性地域戦略を令和3年に策定しており、この制度の趣旨に賛同し、本年度前期の受付において、亀山里山公園みちくさの自然共生サイト認定申請を行ったところです。

 一方、身近な地域の生物多様性保全に取り組んでいる多様な主体の活動を評価し、支援していくことが重要です。このことから、本市では、市独自の制度として亀山版OECM認定制度を創設しました。
 本制度により、生物多様性が保全されている場所が可視化されるとともに、認定区域の面積から保全の程度を定量的に表すことができます。また、個々の活動内容の公表により取り組みを奨励し、継続の動機付けにつなげるとともに、新たな取り組みの広がりが期待できるものです。

 認定を取得された方については、市がその取組内容を広く情報発信するとともに、市独自の認定マークにより社会貢献活動を行っていることを対外的に示していただけるほか、その区域内で生産された製品に認定マークを表示して販売できるようになります。さらに、国の自然共生サイト認定を目指す方に対して、助言等により申請をサポートします。

 本制度を通じて、単に生物多様性を保全するのみならず、地域で主体的に活動する人材を育成するとともに、地域の経済活動を活性化させることを目指してまいります。
 本年度の申請期間は、7月3日から8月31日までです。多くの方のご応募をお待ちしています。

 詳細につきましては、別紙資料をご覧ください。

※上記内容の印刷物はこちら[PDF:522KB]
【資料】『かめやま生物多様性共生区域認定制度』の創設について~生物多様性の損失を止め、人と自然との結びつきを取り戻すために~[PDF:635KB]
 

2.亀山7座完登バッジ及び完登証の交付について

 亀山市では、7月1日より、「亀山7座トレイル」登山道活用ネットワークの取り組みとして、亀山7座を完登された方に完登バッジ及び完登証を交付します。

 亀山7座は、亀山市出身の世界的アルピニストである故尾崎隆氏が、世界の8,000メートル級の14座のうち7座の登頂に成功した偉業にちなみ、市内の標高約700メートル前後の代表的な7つの山々(野登山、仙ヶ岳、臼杵ヶ岳、四方草山、三子山、高畑山、錫杖ヶ岳)を『亀山7座』と選定したものです。

 「亀山7座トレイル」登山道活用ネットワークでは、この尾崎氏の功績を後世に継承するため、亀山7座の登山道の整備を行いながら、毎月登山イベントや登山講習会を開催するなど、活用にも取り組んでいます。
 また、鈴鹿山脈の美しさを新たな観光資源としても発信しており、市内外からたくさんの方が気軽に登れる山として、トレッキングに訪れています。

 完登バッジは、7つの山々と亀山市の頭文字「K」を表現した亀山7座トレイルのロゴがデザインされています。また、台紙は、白基調と緑基調の2種類で、7座の名称と標高が記載されています。
 完登バッジ及び完登証は、それぞれ登頂した日を所定の様式に記入し、市へ提出していただくと、一週間程度で交付されます。なお、対象は、本年4月1日以降の登山からとなります。

 7月9日には錫杖ヶ岳、8月20日には臼杵ヶ岳での登山イベントも開催を予定していますので、ぜひ、この機会に亀山7座完登に挑戦していただければ幸いです。

※上記内容の印刷物はこちら[PDF:509KB]
【資料】亀山7座完登バッジ及び完登証の交付について[PDF:378KB]

3.7月の行事予定

7月の予定[PDF:530KB]

お問い合わせ

政策部 広報秘書課 秘書グループ
住所:〒519-0195 三重県亀山市本丸町577番地
TEL:0595-84-5022
FAX:0595-82-9685

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