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令和3年9月亀山市議会定例会現況報告

公開日 2021年08月27日

更新日 2021年08月27日

 令和3年9月亀山市議会定例会の開会に当たり、市政の現況と今後の見通しについてご報告し、議員並びに市民の皆様の更なるご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 さて、57年ぶりに自国開催となりました東京2020オリンピック競技大会につきましては、先月23日から17日間にわたり熱戦が繰り広げられ、先日閉幕いたしました。コロナ禍で多くの会場が無観客となるなど、様々な制約の下での異例の大会となりましたが、この間、多くの国民が、史上最多となる日本人選手のメダル獲得や各国の選手のスポーツマンシップに感動を覚え、勇気と希望を与えられました。

 その余韻が冷めやらぬ中、今週24日には、パラリンピック競技大会が開催され、連日熱戦が繰り広げられております。この令和の東京五輪が掲げた理念であります「多様性と調和」が、今後の共生社会への道標となることを願うところであります。

 

 一方、全国的に感染が急拡大する新型コロナウイルス感染症につきまして は、本日から緊急事態宣言等の実施区域が更に拡大され、首都圏をはじめ三重県を含む21都道府県に「緊急事態宣言」が、また、12県に「まん延防止等重点措置」が発出される中、第5波の変異株による爆発的な感染により、医療の逼迫など深刻な状況が続いております。三重県におきましても、今月に入り、新規感染者数が過去最多を更新し、病床占有率が増加の一途を辿っております。

 こうした中、本市も新規感染者数が急増するなど予断を許さない状況が続いておりますので、亀山市新型コロナウイルス感染症対策本部を通じ、庁内連携と情報共有を強めながら、一部公共施設の閉鎖や職場内クラスター発生の未然防止など、迅速かつ的確な対応に努めているところであります。引き続き、オール亀山で感染防止対策を徹底するとともに、新型コロナウイルスワクチンの供給量の把握に努めつつ、円滑かつ着実にワクチン接種を進め、重症化予防と集団免疫の確保に鋭意取り組んでまいります。

 また、先般、生活困窮者への支援やワクチン接種体制の充実等を図るため、総額8,780万円の新型コロナウイルス感染症対策「総合対策パッケージ・第5弾」を取りまとめたところであります。今後も、市民生活等への感染症の影響を把握しつつ、的確かつ効果的な対策を講じてまいります。

 

 一方、我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、その先行きについて、感染拡大の防止策を講じワクチン接種を促進する中で、持ち直しの動きが続くことが期待されております。

 こうした中、国におきましては、今後の経済財政運営と改革の基本方針となる「骨太方針2021」が閣議決定され、日本の未来を拓く4つの原動力として、「グリーン社会の実現」「官民挙げたデジタル化の加速」「日本全体を元気にする活力ある地方創り」「少子化の克服・子どもを産み育てやすい社会の実現」が掲げられ、それらの推進と基盤づくりが積極的に展開されることとなります。こうした国の政策動向は、本市の市政運営にも影響がございますので、今後も関連情報の把握等を行いながら、現在策定中の後期基本計画における施策立案も見据え、注視してまいります。

 

 さて、第2次総合計画前期基本計画の4年目となる令和2年度一般会計の決算につきましては、第2次実施計画の着実な推進と行財政改革による財政健全性の確保の両立を図りつつ、とりわけ新型コロナウイルス感染症対策として、国・県及び市の独自事業からなる総合対策「緊急政策パッケージ」を的確かつ効果的に展開し、子どもと生活の支援、地域経済の支援、感染拡大の防止等に係る事業の適切な予算執行に努めたところであります。その結果、歳入総額が276億2,332万円、歳出総額が266億5,611万1千円となり、実質収支は8億9,691万8千円の黒字となりました。

 また、経常収支比率は、臨時財政対策債の増額や減収傾向にある市税において個人市民税が増収となったことなどから、前年度に比べ2.6ポイント好転した85.5パーセントとなり、公債費負担比率は、公債費の減により前年度に比べ0.2ポイント好転した12.0パーセントとなっております。実質赤字比率などの健全化判断比率につきましても、国が定める基準に対し、大幅に下回る良好な比率となっておりますことから、財政の健全化を確保することができたと考えております。

 しかしながら、長期財政見通しでは、今後の市税や地方交付税の減収と、扶助費、投資的経費等の歳出の増加を見込んでおりますことから、「第3次亀山市行財政改革大綱」の取組項目を着実に実践することにより、今後も持続可能な行財政運営の確立に努めてまいります。併せて、後期基本計画の策定状況も踏まえつつ、長期財政見通しの見直しを進めてまいります。

 

 それでは、市政の各部門にわたり、第2次亀山市総合計画の施策の体系に沿ってご説明申し上げます。

 

快適さを支える生活基盤の向上

 

 まず、「快適さを支える生活基盤の向上」についてでございますが、都市づくりの推進のうち、亀山駅周辺整備事業につきましては、亀山駅周辺2ブロック地区第一種市街地再開発事業について、施行者である市街地再開発組合において、現在、亀山新橋の構築や駅前広場の整備が行われるとともに、施設建築物の新築工事が進められております。また、関連する市の道路整備等につきましても、地権者と補償等の契約を行うなど、第一種市街地再開発事業と併せ、着実に取組を進めているところであります。

 また、西野公園改修事業につきましては、去る6月に西野公園中央広場の整備が完了いたしましたので、引き続き日本庭園内の東屋改築工事及び公園内東側の園路改修工事を進め、公園利用者の利便性向上につなげてまいります。

 

 次に、住環境の向上のうち、民間活用市営住宅事業につきましては、去る6月に亀山市借上型市営住宅選定委員会において、北町地内の新築物件1棟8戸が借上型市営住宅として選定されましたので、当該物件を借上げ、老朽化している和田住宅の住替え用としての市営住宅とするため、本議会に関係条例の一部改正を提案いたしております。

 

 次いで、上下水道の充実につきましては、公共下水道施設整備事業では、流域関連亀山市公共下水道事業計画に基づく川崎町、能褒野町、川合町地内などにおける管渠布設工事を、また、下水道管渠長寿命化対策事業では、みどり町地内における下水道管の更生工事を、それぞれ今月に工事契約を締結いたしましたので、着実な工事進捗を図り、下水道未普及地域の整備や下水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。

 また、農業集落排水事業につきましては、健全経営を図るため、令和4年度からの地方公営企業法の適用を目指し、本年度中に移行事務を進めてまいります。そのため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 

 次に、道路の保全・整備につきましては、都市計画道路整備事業では、市道和賀白川線の国道1号亀山バイパス側道交差点と市道亀山斎場線交差点との区間における道路改良工事に、また、舗装老朽化対策事業では、市道川崎白木線の舗装修繕工事に、それぞれ今月に工事着手いたしましたので、市内環状道路の整備や道路施設の安全性の確保に向け、着実な工事進捗を図ってまいります。

 なお、去る7月3日・12日の大雨により、市道久我線外7路線において法面土砂崩れ等の被害が発生したため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 

 次いで、公共交通網の充実のうち、JR加太駅舎改修事業につきましては、本年度末の完成に向け、現在、駅舎等の改修工事を進めているところでございます。完成後は、鉄道利用者等の利便性向上はもとより、歴史観光資源としての活用や地域の活性化につなげてまいります。

 

 次に、安全・安心なまちづくりの推進でございますが、まず、去る7月1日からの大雨により静岡県熱海市で発生した大規模な土石流、並びに今月11日からの西日本を中心とした線状降水帯の発生による記録的な大雨により、お亡くなりになられました方々に哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様方に衷心よりお見舞いを申し上げます。

 こうした被害を踏まえ、本市といたしましても、改めて風水害に対する備えに万全を期してまいります。また、このたびの大規模な土石流災害を受け、国は、全国の盛土の可能性がある箇所の概略的な抽出作業を行っておりますが、本市としましては、これに先立ち、亀山市環境保全条例に基づき届出のあった盛土造成地等の緊急点検を行い、異常がなかったことを確認いたしております。今後は、国の動きを注視し、県と連携して調査を進めてまいります。

 また、危機管理体制の強化につきましては、自然災害と新型コロナウイルス感染症との複合災害への対応が求められる中、感染対策等避難所運営を一部見直したところであり、これからの台風シーズンに備えてまいります。

 なお、来る10月31日に亀山西小学校で実施を予定しておりました亀山市総合防災訓練につきましては、コロナ禍における市民主体の避難所開設・運営訓練を実施すべく準備を進めておりましたが、現下の新型コロナウイルスによる感染状況を鑑み、感染拡大防止のため中止といたしました。

一方、地震等による浸水被害の影響が大きいため池の現状を把握するため、令和元年度から継続的に実施しております団体営ため池等整備事業につきましては、関町木崎地内の新池ほか5つのため池において、今月、その耐震点検調査に着手いたしました。引き続き、農地・農業施設への浸水被害はもとより、地域住民の生命・財産を保護するための取組を進めてまいります。

 このほか、みえ森と緑の県民税市町交付金を活用し実施いたします、災害からライフラインを守る事前伐採事業につきましては、先月、ライフライン事業者及び三重県との3者により、倒木による停電を未然に防ぐための協定を締結し、事業を進めているところであります。

 一方、消防力の充実強化につきましては、消防力の充実強化の方向性を中期的に位置付ける「第2次亀山市消防力充実強化プラン」が最終年度を迎えますので、現計画の検証を行いつつ、次期計画の策定を進めてまいります。

 

 次いで、低炭素・循環型社会の構築のうち、し尿処理施設大規模整備事業につきましては、受入貯留設備や一次・二次処理設備など主要な設備・機器を更新する工事に今月着手したところであります。引き続き「亀山市衛生公苑長寿命化計画」に基づき、老朽化した設備・機器を計画的に更新し、施設の延命化に努めてまいります。

 

 ところで、市斎場につきましては、平成21年4月に供用開始し、火葬炉の運転に必要な設備・機器の計画的な更新・修繕を進めております。こうした中、このたびの保守点検におきまして、緊急修繕が必要な機器が判明いたしましたので、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 

 次に、自然との共生のうち、森林環境譲与税を活用し令和元年度から進めております森林経営管理事業につきましては、林業経営の効率化と森林の管理の適正化の一体的な促進につなげていくため、先月から坂下地区において、森林の境界明確化及び樹木等の調査を進めているところでございます。

 

 次いで、歴史文化の継承・活用のうち、歴史博物館につきましては、小中学生の夏休み期間に合わせた企画展示として、来月5日まで亀博自由研究の広場「亀山の山々が生んだ世界的登山家 尾崎 隆」展を開催しております。本市出身の偉大なアルピニストの業績を振り返り、それに端を発する「亀山7座トレイル」の紹介や江戸時代の絵図を併せて展示し、市の魅力発信や学習機会の提供に努めております。

 

健康で生きがいを持てる暮らしの充実

 

 続きまして、「健康で生きがいを持てる暮らしの充実」について、ご説明申し上げます。

 まず、地域福祉力の向上のうち、令和4年度からの後期計画の策定を進めております「亀山市地域福祉計画」につきましては、計画策定に当たり実施いたしました市民アンケート調査の分析結果等を踏まえつつ、亀山市地域福祉推進委員会での協議を通じて、現在、計画骨子案の作成を進めているところでございます。

 また、国が推進する「生活保護業務デジタル化による効率化手法開発・検証事業」を活用し、医療券の発行など定型的で煩雑な生活保護業務にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入するなど、業務の効率化や負担の軽減を図るため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 一方、生活困窮者自立支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、制度改正により住宅確保給付金の給付期間が最大15箇月に変更されたことなどにより、離職・休業等に伴う収入減少により住居を失うおそれが生じている方からの延長申請等が増加いたしております。今後も、引き続き、こうした生活困窮者の自立に向けた支援を行うため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 また、既に都道府県社会福祉協議会が実施する総合支援資金の再貸付が終了したことなどにより、特例貸付を利用できない世帯を対象とした新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給につきましては、その申請受付期間が今月末までとなっておりますが、8月16日現在において16世帯に対し、132万円の支給を行っております。引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視しつつ、亀山市社会福祉協議会と連携を密にしながら、生活困窮者の生活の自立支援に向けて取り組んでまいります。

 更に、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少するなどの理由から生理用品の購入が困難となる「生理の貧困」への対応といたしまして、経済的に困窮する女性に対し、本庁舎等において生理用品の無償配布を行い支援するため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 

 次に、健康づくり・地域医療の充実のうち、「亀山市健康・医療推進計画」の策定につきましては、その基礎資料となる市民アンケート調査の分析結果等を踏まえ、現在、計画骨子案を作成しているところであり、亀山市保健医療推進会議での協議等を通じて、策定作業を進めてまいります。

 また、新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、国からのワクチン供給量が削減される中で、総合保健福祉センターあいあいでの集団接種と市立医療センターでの個別接種を進めており、現在、25歳から34歳の年代の方の予約の受付を始めたところであります。同時に、早期の対応が求められます妊娠中の方とそのパートナーをはじめ同居の方へのワクチン接種につきましても、既に接種券の送付を終え、優先接種の準備を進めているところでございます。更に、接種対象年齢が12歳に引き下げられたことに伴い、特に配慮を要する12歳から15歳の方への接種につきましても、亀山医師会と接種体制等について協議を行い、安全に接種できるよう準備を進めております。

 なお、ワクチン接種の円滑な実施と体制の充実を図るため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 また、家庭や職場内等で新型コロナウイルス感染者が急増していることに伴い、濃厚接触者及び接触者のうち、無症状であるがPCR検査を希望する方に対し、市が独自に購入したPCR簡易検査キット等の無料配布を行い、市民の不安解消と感染拡大防止につなげてまいります。

 一方、医療センターにつきましては、昨今の新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大により、未だ終息の目途が立たない中、現在、緊急措置として、発熱検査外来を仮設ハウスで対応しておりますが、今後、感染症全般で対応することができるよう、医療センター敷地内に常設の発熱外来診察室を建設する準備を進めているところであります。現在、実施設計を進めており、それが完了次第、建設工事に着工し、来年2月末の完成を目指してまいります。

 

 次いで、高齢者の地域生活支援の充実につきましては、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、高齢者の約5人に1人が認知症になると見込まれる中、その喫緊の課題への対応策の1つとして、来月から亀山市認知症等高齢者等個人賠償責任保険事業を開始してまいります。この事業は、認知症等高齢者及びその家族が、日常生活における偶然な事故により法律上の損害賠償責任を負う場合に備えるため、本人や家族に代わり市が賠償責任に係る保険契約を締結するものであり、住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせるための万一に備えてまいります。

 

 次に、障がい者の自立と社会参加の促進のうち、障害者基本法に基づく「第2次亀山市障がい者福祉計画」の策定につきましては、障がい者等を対象として実施いたしましたアンケート調査の分析結果等を踏まえ、現在、計画骨子案の作成を進めているところであり、近く亀山市地域自立支援協議会を開催し、それらについて検討を重ねてまいります。

 一方、今月15日には、亀山市社会福祉センターにおいて、東京2020パラリンピック三重県聖火フェスティバルの亀山市採火式を開催いたしました。当初は、三重とこわか大会に出場予定の選手等にご参加いただき、共生社会の実現やパラリンピックへの思いが込められた「亀山かがやきの火」として採火していただく予定でしたが、現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、無観客での開催とし、市職員により採火いたしました。

 

 次に、スポーツの推進のうち、国民体育大会の開催につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、三重県や日本スポーツ協会等の主催者による協議を経て、昨日、日本スポーツ協会の国体委員会において三重とこわか国体の中止が正式決定されましたことから、本市の実施競技もすべて中止となったところでございます。これまで国体の開催に向け準備を進めていただきました実行委員会をはじめとする関係者の皆様に対し、心から感謝申し上げるところでございます。

 なお、今後の三重県における国体の開催については、県の実行委員会において、中止又は延期の決定がなされるとお聞きしておりますので、その動向を注視してまいりたいと考えております。

交通拠点性を生かした都市活力の向上

 続きまして、「交通拠点性を生かした都市活力の向上」について、ご説明申し上げます。

 まず、企業活動の促進・働く場の充実につきましては、民間産業団地「亀山・関テクノヒルズ」の新分譲地へ立地した企業のうち1社において、本年秋の操業に向け建設工事が進められております。

 また、工業用地への水の安定供給に関する調査につきましては、先月、業務委託契約を締結し、調査を開始いたしております。

 

 次に、地域に根ざした商工業の活性化のうち、地域ブランド創出事業につきましては、本年4月から地域ブランド認定品目の募集を行い、21品目の応募をいただいた中で、先月、地域ブランド評価委員会での審査等を経て、17品目を「亀山ブランド」として認定いたしました。今後は、更なる「亀山ブランド」のブランド力の向上に努め、亀山の知名度、生産者の生産・販売意欲を高め、産業振興と地域活性化につなげてまいります。

 また、創業等支援事業につきましては、全4回の開催を予定しております創業セミナーを今月1日から実施し、第1回目は9名の方にご参加いただきました。引き続き、亀山商工会議所と連携を図りながら、市内での創業に向け支援を行ってまいります。

 一方、新型コロナウイルス感染症対策「総合対策パッケージ・第3弾」の事業として、先月から市内で事業活動を行う事業者を対象とした感染拡大防止対策費用助成金の申請受付を開始いたしております。今後も、事業者と消費者が安心して経済活動を継続できるよう、速やかな交付手続きと本制度のPRを積極的に行ってまいります。

 次いで、農林業の振興につきましては、地域農業における中心経営体や地域における将来の農業の在り方などを明確化し、担い手への農地の利用集積・集約化を進めるため、農業者の話合いに基づく「人・農地プラン」の作成を支援いたしております。本年度は、昼生地区において、当プランの作成が予定されておりますので、その支援を進めてまいります。

 また、畜産競争力強化対策整備事業につきましては、四日市ポーククラスター協議会の中心的な経営体に対し、飼養規模の拡大、飼養管理の改善及び畜産環境保全への対応を支援するための補助金の交付決定を行いましたので、事業主体において、来月から肥育舎2棟の新築及び浄化処理施設増設工事が進められる予定でございます。

 

 次に、広域的な交通拠点性の強化のうち、リニア中央新幹線市内停車駅の誘致の推進につきましては、リニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会において、本年1月に本市が県下で唯一、リニア県内駅位置候補に決定されたことから、リニア誘致が新たな局面を迎えております。こうした中、県期成同盟会から、リニア県内駅位置候補である本市からの駅候補地案の提出を求められておりますので、現在実施いたしております「リニア駅を生かしたまちづくりに関する可能性調査」を通じて、その取りまとめを鋭意進めているところでございます。

 

子育てと子どもの成長を支える環境の充実

 

 続きまして、「子育てと子どもの成長を支える環境の充実」について、ご説明申し上げます。

 まず、安心して産み育てられる環境づくりの推進につきましては、新型コロナウイルス感染症対策「総合対策パッケージ・第3弾」の事業といたしまして、低所得の子育て世帯(ひとり親世帯以外の世帯)に対し、対象児童1人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を先月30日に支給いたしました。この第1回目となる支給では、対象受給者数62人(対象児童131人)に655万円を支給し、今月末には第2回目の支給を実施すべく、準備を進めているところでございます。

 また、「総合対策パッケージ・第1弾」の事業として、保育所及び認定こども園等において、日中の活動等において床に直接触れることが多い3歳未満児の保育室について、抗ウイルス効果のあるワックスの施工を進めております。公立園は11月末の完了に向け施工を進め、私立園につきましては、同様の事業を施工する施設に対し補助金を交付するため、その申請受付を行っているところであります。こうした取組に加え、各園での感染予防対策の徹底を図りながら、安心できる保育環境の確保に取り組んでまいります。

 また、和田保育園保育室増設事業につきましては、測量調査を終え、現在、園舎増築工事の設計業務を進めているところでございます。

 ところで、和田保育園におきましては、今月21日に園児1名の新型コロナウイルス感染症への感染が確認されましたので、園内の消毒等を実施するとともに、今月23日から来月2日までを臨時休園といたしております。引き続き、園内での感染防止対策に万全を期してまいります。

 一方、配慮を必要とする児童への支援の充実につきましては、医療法人社団主体会小山田記念温泉病院との協定による子育て支援に関する連携・協力体制(KAMEYAMA URGENT KIDS SUPPORT 略称クックス)に基づき、先月開催されました専門職員によるサポーター会議において、病院での受入児童を決定いたしました。今後、病院の小児リハビリテーションの機能を活用し、児童へ直接行われるリハビリテーションや保育所等での児童への関わり方の指導や助言を行っていただくなど、病院と連携を図りながら、身体の成長や発達の支援の充実に取り組んでまいります。

 

市民力・地域力の活性化

 

 続きまして、「市民力・地域力の活性化」について、ご説明申し上げます。

 まず、自立した地域まちづくり活動の促進のうち、地域まちづくり協議会支援事業につきましては、地域の活性化を目的とした自主的かつ主体的な取組を支援するための地域活性化支援事業補助金の交付に際し、先月2日に選定委員会が開催されました。その結果、7地区の地域まちづくり協議会の取組が補助金の交付対象に選定され、今後の活発な事業展開を期待しているところであります。

 また、昨年度から進めておりました関文化交流センターの空調機改修工事につきましては、先月16日に改修工事が完了いたしました。今後も、施設環境の充実に努めてまいります。

 

 次に、市民参画・協働の推進と多様な交流活動の促進のうち、協働事業提案制度につきましては、先般、市民活動団体から事業提案が出されましたので、来年度の事業実施に向けて、協働コーディネーターを交え市民活動団体と協議を進めてまいります。

 

行政経営

 

 続きまして、「行政経営」について、ご説明申し上げます。

 まず、財産・情報の適正な管理・活用のうち、マイナンバーカードの取得促進につきましては、マイナンバーカード専用窓口の体制整備等により、取得率の向上に取り組んでいるところであります。こうした中、国の補助金を活用し、申請機会の拡大や更なる取得促進につながる取組を実施するため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。

 

 一方、「第2次亀山市総合計画後期基本計画」の策定につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、当初計画より計画策定作業が遅れている状況であり、現在、計画骨子案の作成を進めているところでございます。引き続き、具体的な施策立案作業を進めながら計画案を取りまとめ、亀山市総合計画審議会への諮問へと策定工程を進めていけるよう、鋭意取り組んでまいります。

 

 ところで、先日、来月12日執行の三重県知事選挙に伴う関係経費の予算補正を専決処分いたしましたので、本議会にその承認について提案いたしております。

 

 なお、学校教育、生涯学習等、教育分野の詳細につきましては、後ほど教育委員会当局からご説明申し上げます。

 

 最後に、本年5月11日から8月10日までの一般会計及び各特別会計に係る3千万円以上1億5千万円未満の工事請負契約は、別紙のとおりでございましたのでご高覧賜りたいと存じます。

 

 以上簡単ではございますが、市政の現況についてのご報告及びご説明を申し上げました。何卒よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

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