令和3年4月市長定例記者会見(令和3年4月27日)
公開日 2021年04月30日
更新日 2021年04月30日
1.新型コロナウイルス感染症対策について
~大型連休を控えて~
新型コロナウイルス感染症が全国的かつ急速に拡大する中、去る25日に政府から、3回目の「緊急事態宣言」が4都府県を対象に発出されました。三重県においても、変異株や重症者の急増を受け、今月19日に4回目の「緊急警戒宣言」が発出されたことに加え、昨日、政府への「まん延防止等重点措置」の適用要請が決定されたところです。
間もなく大型連休を迎えますが、本市では、現在、平日のみ開設している新型コロナウイルス感染症に関するコールセンターを連休中においても開設し、発熱症状などがあった場合の相談や休日当番医の案内などを行い、市民の不安解消に努めてまいります。また、亀山医師会にご協力いただいている休日当番医に加え、5月3日には市立医療センターに「亀山発熱検査外来」を開設し、連休中の医療体制を強化します。市立医療センターへの受診を希望される場合は、来院前にお電話いただきますようお願いします。
加えて、ワクチン接種につきましては、国からのワクチン供給が少ない状況ではありますが、医療従事者の接種に続き、19日から高齢者施設の入所・居住者及び施設従事者の接種を開始しており、計画的に進めているところです。
続く一般高齢者のワクチン接種につきましては、ワクチンの供給量に応じ、また、予約の混雑を緩和するため2段階に分けることとし、23日に75歳以上の方に対し接種券を発送したところです。65歳から74歳の方に対しては、ワクチンの供給量を見ながら、5月中旬ごろに接種券を発送する予定です。
接種の予約につきましては、5月6日に市の「予約専用ダイヤル」を開設し、接種券を発送した75歳以上の方から受け付けを行い、集団接種と個別接種ともに市で一元管理を行います。
接種につきましては、集団接種を5月17日から総合保健福祉センター「あいあい」を会場として実施します。続いて、個別接種は、亀山医師会等のご協力のもと5月24日から市立医療センターにて、5月31日から市内19医療機関にて実施します。
このほか、ワクチン接種や接種券に関することなどのご質問やご相談を受け付ける「ワクチン接種コールセンター」も開設していますので、ご利用いただきたいと思います。
なお、総合保健福祉センター「あいあい」を集団接種会場とするため、白鳥の湯をはじめ、大会議室、教養娯楽室、トレーニングルーム等を、当分の間、閉鎖します。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解賜りますようお願いします。
今後も、新型コロナウイルス感染症に対する不安を解消できるよう、ワクチンの入荷状況に合わせて万全な体制を整え、対応してまいります。市民の皆様におかれましては、今一度、徹底した感染防止対策をお取りいただきますようお願い申し上げます。
詳細は、別添資料をご確認ください。
※上記内容の印刷物はこちら[PDF:536KB]
【資料】新型コロナウイルス感染症対策について[PDF:413KB]
2.新型コロナウイルス感染症対策「総合対策パッケージ【第2弾】」について
今般、新型コロナウイルス感染症対策「総合対策パッケージ【第2弾】」を取りまとめましたので、報告いたします。
これまでより、7弾に及ぶ「緊急政策パッケージ」を展開し、また、令和3年度におきましては、「総合対策パッケージ」として総額4億円を超える予算を計上いたしており、現在、全市民への速やかなワクチン接種等に努めているところであります。
この度、この総合対策に引き続き、総額4,000万円の「総合対策パッケージ【第2弾】を決定いたしました。
その概要でありますが、感染症の影響が長期化する中で、低所得のひとり親世帯の実情を踏まえた生活の支援を行うため、児童扶養手当受給世帯等に対し、児童1人当たり一律5万円の生活支援特別給付金を支給するものであります。可能な限り早期に実施する必要があることから、この事業に関する補正予算は4月15日に専決処分をいたしました。
この給付金の主な対象者は、令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けている方で、世帯の状況等を把握していることから申請が不要なため、5月11日に支給を予定しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方などにつきましては、5月17日から申請を受け付けて随時支給してまいります。
なお、詳細につきましては、配布しました資料をご覧ください。
本市といたしましては、先行する「総合対策パッケージ」の施策を着実に進めるとともに、この【第2弾】に掲げる本事業の迅速かつ適切な執行に努めてまいります。
※上記内容の印刷物はこちら[PDF:504KB]
【資料】新型コロナウイルス感染症対策総合対策パッケージ第2弾[PDF:792KB]
【資料】新型コロナウイルス感染症対策総合対策パッケージ第2弾[PDF:248KB]
3.鈴鹿関跡の国史跡指定について
昨年11月20日に国の文化審議会から文部科学大臣へ国史跡に指定するよう答申がなされていました「鈴鹿関跡」について、去る3月26日、正式に国史跡に指定されました。
鈴鹿関は、美濃不破関、越前愛発関とともに律令三関の一つとして飛鳥・奈良時代に存在した関所で、壬申の乱の一舞台にもなった古代史上最も重要な関所です。このたびの国史跡の指定は律令三関では初めてで、市内においては野村一里塚、正法寺山荘跡に続く3例目となります。
これを記念して、これまでの鈴鹿関跡の発掘調査等の成果と今後の展望をご紹介するシンポジウムの開催を予定しています。開催時期等につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を見ながら後日決定の上、改めてご案内いたします。
また、10月2日から12月12日まで、歴史博物館において企画展を開催いたします。会期中には連続講演会も予定しており、調査から見える現在の鈴鹿関の姿と当時の様子をご紹介いたします。
鈴鹿関跡は未だ全容が解明されていませんことから、今後も調査研究を継続し、この貴重な遺跡が保存・継承されるよう努めてまいります。
※上記内容の印刷物はこちら[PDF:494KB]
【資料】「鈴鹿関跡」の一部が国史跡に指定されました!![PDF:1.98MB]
【資料】新指定文化財概要[PDF:896KB]
4.5月の行事予定
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