市長臨時記者会見(令和2年11月4日)
公開日 2020年11月04日
更新日 2020年11月04日
1.新型コロナウイルス感染症対策「緊急政策パッケージ【第5弾】」について
亀山市は、本日、新型コロナウイルス感染症の総合対策として、「緊急政策パッケージ【第5弾】」を取りまとめました。
全国では、依然として新型コロナウイルスの感染が続くなか、国や県においてはGo Toトラベルなど景気・経済の再興のための施策が進められています。
一方、本市では、現在までに5名の感染者が確認されているものの、10月1日以降の感染者の発生はない状況ではありますが、引き続き感染拡大の防止とコロナ禍の影響を受ける市民生活や地域経済への更なる支援について、ウィズコロナ時代に対応した的確な取り組みが必要な状況です。
これらを踏まえ、既に実施している4つの総合対策に引き続き、総額約3,600万円の緊急政策パッケージ【第5弾】を展開します。この第5弾の事業に関する補正予算は、令和2年第2回亀山市議会臨時会の議案として提案します。
その概要として、まず、「子どもと生活の支援」においては、小中学校や幼稚園等において、手洗い場などの蛇口への接触機会の低減を図るため、水栓をレバー式又はセンサー式へ取り替える費用を、また、発熱兆候者を感知するサーモグラフィー機器や歯鏡や消毒盤など健康診断用器具の購入費用、さらに、放課後児童クラブの利用自粛に伴い減収となった運営者に対する補助金など、約2,700万円を予算化しました。
次に「地域経済の支援」では、亀山版/持続化給付金制度「けいぞく」におきまして、申請状況の分析を行った結果、交付対象者の拡大と交付申請期限の延長を行うことで制度の拡充を図っていきます。
さらに、「感染拡大の防止とウィズコロナ対策」においては、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、市立医療センターにおいて、「亀山発熱検査外来」を創設し、従来のPCR検査に加え抗原検査の実施と小児への対応を可能とするなど検査体制の拡充を図るほか、「オンライン面会」の実施、また、感染リスクの低減を図るため農業集落排水処理施設使用料の納付方法にスマートフォン決済アプリによるキャッシュレス化やコンビニ収納の導入など、約900万円を予算化しました。
本市といたしましては、先行する4つの緊急政策パッケージの施策を着実に進めるとともに、これら「緊急政策パッケージ【第5弾】」に掲げる事業について、市議会での補正予算の成立後、速やかな実行に移していきます。
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