令和8年仕事始め式 市長年頭あいさつ
公開日 2026年01月05日
更新日 2026年01月05日
明けましておめでとうございます。
輝かしい新春を、皆さんと共に迎えることができましたこと、嬉しく思います。また、岡本議長におかれては、年始ご多忙の折ご臨席いただき厚く御礼申し上げます。
さて、年頭にあたり、私から3つのことを申し上げます。
1つ目は、「レジリエンス」の構築、復元力・しなやかさを意味する言葉です。
世界では緊迫の国際情勢、また、人口減少社会やDX、物価高騰や働き方改革など、私たちは好むと好まざるとにかかわらず、変革の時代に生きています。
自然災害や感染症などのショック、先の濁り水などの緊急課題に直面しても素早く適応・復元し、さらに成長する強靭さが不可欠だと痛感します。それには、自治体だけでなく個々人にも通じるものですが、凝り固まった思考や表面的な利害に固執することなく、本質をとらえた柔軟な考動が求められていると考えます。
これら大きな時代の波に向かい、「強い風が吹いても、柳の木の枝は揺れるだけで、決して折れない」ように、人とひとがつながり、柔らかくとも強靭な「レジリエンス」を備えた、まさに「しなやかな地域社会」と「しなやかな市役所」の構築を急ごうではありませんか。
2つ目は、「健康都市」への挑戦です。
本市は、健康都市連合に加盟以来、「健康を単に身体面のみならず、精神面や社会面を含むもの」として捉え、総合的な施策の展開に努めてきました。
近年、欧州の各健康都市が志向する政策コンセプトは、都市の健康「グリーン&ブルー」であり、本市がめざす「緑の健都」にも通じると感じています。昨年10月、静岡県で開催された日本公衆衛生学会のグループセッションにおいて、本市の「緑の健都」の理念と政策、亀山版プラネタリーヘルスの取り組みについて発表する機会があり、多くの支持と共感を得ました。
地球というとピンときませんが、まちや地域の環境の健全性がひとの健康につながることは、論を待ちません。現在、重要な地域資源である鈴鹿川等源流域の森と水を守り、継承するため、良好な土地利用や太陽光発電施設の抑制・管理に向けた独自条例の制定など、環境保全対策の強化を一層進めたいと思います。
3つ目には、「新しい総合計画」のスタートです。
現在、市内において、次世代の産業集積、鈴鹿亀山道路などの都市計画の分野、市民活動・ボランティアセンター「ぷらっと」やJAZZフェスティバルの開催など市民力・文化力の分野などでも、新たな胎動が始まりつつあります。そのような中、来る令和8年度には、多くの英知を踏まえた、第3次・亀山市総合計画が始動します。
これら、将来を左右するであろう局面に、私たち一人ひとりが、その行政能力を日々磨き高めることで、亀山市を、新しい段階へ進めたいと考えるものであります。
さらに、今後予想される大きな変化の波に適応するためには、財政構造の刷新を急ぎ、これに備えなければなりません。集中改革期間の3年目にあたり、正念場の年と考えています。分度推譲の精神をもって、引き続き、全庁あげた取り組みをお願いします。
すでに、新年度の行政経営のスローガンを『気概の年』と名付けました。令和8年、新しい総合計画のスタートにあたり、全力で助走し、気概をもって踏み切りたいと、願っています。
以上3点、所信の一端でありますが、将来都市像『緑の健都 かめやま』の実現に向け、皆さんの格別のご協力をお願いしたいと存じます。
最後に、この2日・3日、新春を飾る箱根大学駅伝が開催されました。競技者のひたむきな姿、タスキをつなぐ絆が、多くの感動を与えてくれました。
私たちも、ひたむきに、50,000市民の希望と信頼につなげられるよう、引き続き、開かれた市政を進めるとともに市民の皆さんの期待に応えるべく、オール市役所一人ひとりのチカラを結集しようではありませんか。
本年が、市職員1177名、すべての皆さんが健康に留意され、明るく充実した一年となることを願い、私の年頭のあいさつといたします。
本年も宜しくお願いします。
令和8年1月5日
