1．平成27年9月議会提出議案について

　平成27年9月議会に提出いたします議案につきましては、条例関係4件（認定子ども園関係、個人情報保護関係、手数料関係、公共下水道関係）、補正予算2件（平成27年度亀山市一般会計ほか）、決算関係8件（平成26年度亀山市一般会計ほか）、その他6件（工事請負関係1件、財産の取得関係1件、道路認定関係4件）及び、報告20件を予定しています。

　特に、平成26年度一般会計決算につきましては、歳入決算額210億8,508万円に対し、歳出決算額は201億9,831万円となりました。実質収支は7億2,545万円の黒字で、前年度に比べ26.9％の減となり、実質単年度収支は前年度の1,179万円の黒字から7億8,964万円の赤字に転じました。

　一方、経常収支比率は目標の85％を超えているものの、前年度から1.5ポイント好転した87.0％となり、公債費負担比率についても1.4ポイント好転し、警戒ラインの15％を下回る14.5％になりました。

　このような状況の中、市税収入は前年度比で約4億円の減収となったものの、財政調整基金は前年度とほぼ同水準となる約44億5千万円を確保し、市債残高も6年連続で減少しているところであり、厳しい財政状況下にありながらも一定の財政健全化は確保できたものと考えています。

　今後も中期的には多額の財源不足が見込まれる厳しい財政状況でありますことから、持続可能な行財政運営の確立に努めます。

　なお、各会計別の補正予算等につきましては、別添の平成27年9月亀山市議会定例会議会運営委員会資料により確認をお願いします。

※用語について

実質収支・・・・・（歳入決算額－歳出決算額）－翌年度へ繰り越すべき財源

実質単年度収支・・（実質収支－前年度の実質収支）＋財政調整基金積立額－財政調整基金取崩額

経常収支比率・・・人件費、扶助費、公債費等の経常経費に、地方税、地方交付税、地方譲与税を中心とした経常一般財源が、どの程度充当されたかをみる指標

公債費負担比率・・公債費充当一般財源（地方債元利償還金等の公債費に充当された一般財源）が一般財源総額に対し、どの程度の割合になっているかを示す指標

平成27年9月亀山市議会定例会議会運営委員会資料[PDF：99KB]

※上記内容の印刷物はこちら[PDF：423KB]

 

2．亀山市地図情報システムの運用開始について

　亀山市は、来る9月1日（火）から市公式ホームページにおいて、WEB公開型地図情報システムの運用を開始します。

　この地図情報システムは、市の道路台帳路線網図、都市計画用途図、指定避難所などの行政情報を公開するとともに、民間の地図情報（Google）と連携しています。この連携により、システムは全国的にも先駆的なものであり、携帯端末等での利用やナビゲーション機能を具えた新世代のシステムとなっています。

　システムの特徴ですが、公共施設などの場所が分かるという情報提供のみならず、

（１）位置情報取得機能と民間の地図情報との連携により、目的地を設定すれば、現在いる場所から道順や到着予測時間などのナビゲーション機能の活用が可能

（２）公共施設をはじめ商店に関することまで、その施設をクリックすれば住所や電話番号など様々な情報の取得が可能

（３）ストリートビュー機能の使用が可能であり、見たい場所を画面上で指せばそこの写真が見ることが可能

となっています。

　また、このシステムは、これまで自宅などのパソコンでしか活用されていなかった情報を、携帯端末等を利用して外出時など出先においても活用することができます。

　今後も、市の保有する様々なデータ（例：AED設置場所、観光施設など）を公開するなどシステムを進化させていきますので、市民の皆さまをはじめ多くの方々には、観光や万一の災害発生時など様々な場面でご利用いただき、暮らしの向上にお役立てください。

亀山市WEB公開型地図情報サービス概要説明資料[PDF：2MB]

※上記内容の印刷物はこちら[PDF：335KB]

 

3．9月の行事予定

※9月中の行事[PDF：113KB]