平成27年6月市長定例記者会見(平成27年6月30日)
公開日 2015年07月14日
更新日 2015年07月14日
1.亀山市学力向上推進計画の取組みについて~家庭約束手帳・家族交換日記の配布~
亀山市は、学力向上推進計画における基本的生活習慣確立の家庭への働きかけの取組みの一環として、このたび『家庭約束手帳』・『家族交換日記』を作成いたしました。
本市では、平成26年度全国学力・学習状況調査における三重県および本市の結果を踏まえ、子どもたちの生活習慣の乱れを危惧しているところでございます。このような現状を踏まえ、昨年11月に策定いたしました亀山市学力向上推進計画の中でも基本的生活習慣確立の家庭への働きかけを取り組み項目として位置づけ、その実践として両冊子を作成したものです。
『家庭約束手帳』は、家庭内で話し合った、あいさつやテレビ・ゲームの使用といった生活のルールを、家族みんなで守っていくことで、規則的な生活習慣と規範性の確立に取り組んでいただくものです。
『家族交換日記』は、家族内で交換日記を行なうことで、何でも話しあうことができる家庭環境づくりによって自己肯定感を高め、さらにはコミュニケーション能力の向上を図るためのものです。
このような取り組みは、基本的生活習慣確立に向けた具体的な実践例として県下初の試みであり、ご家族の皆様で今一度ご家庭の状況を見直していただき、この夏から取り組んでいただきたいと思います。
なお、本年度は試行的に取り組んでいただける市内の100名のご家庭に、両冊子を先着順にそれぞれ無料で配布いたします。
2.亀山市の各種審議会等における女性の登用率について
本市の各種審議会等における女性の登用率(内閣府調査によるもの)が、37.8%(平成27年4月1日現在)となりましたので報告いたします。
本市では、「亀山市男女共同参画基本計画」において、各種審議会等における女性登用率を平成28年度までに40%とすることを目標にして、男女共同参画の推進に取り組んでおります。
このような中、本年4月1日現在の女性登用率が37.8%となり、別添資料のとおり、前年度37.5%に対して0.3ポイントの上昇であり、県内でも高い登用率となっています。
登用率が上昇した審議会等が、前年度は8でしたが、今年度は18ありました。これは、女性登用の必要性が、庁内での共通認識としてより一層定着してきた結果であると確信しているところです。
今後も政策・方針決定の場に女性を積極的に登用するポジティブ・アクションの一環として、「開かれた市政」を目指し、各種審議会等における女性登用率40%に向けて取り組みを推進してまいります。
(参考)
資料:亀山市各種審議会等における女性の登用率[PDF:307KB]
3.亀山市の下水道整備状況について
亀山市は公共下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽整備事業により生活排水処理対策に取り組んでまいりました。
公共下水道事業につきましては、平成6年度の事業着手から平成13年4月の一部供用開始を経て、平成26年度末には人口普及率48.1%となりました。これは新市施行時点である平成16年度末の26.8%に対し、22.3ポイント増となっております。
農業集落排水事業につきましては、平成2年度の事業着手から新市施行時には7地区の供用でありましたが、平成26年度末の昼生地区の供用をもって計画していた14地区の整備がすべて完了いたしました。
これらより本市の生活排水処理対策は、人口普及率において、新市施行時点で57.5%であったのが、平成26年度末で83.3%となり25.8ポイント増となったところです。
本年度はそれぞれの整備区域を定めた生活排水処理アクションプログラムの見直し時期であり、また、公共下水道の企業会計化を行ったところであります。今後も、効果的な整備促進と、健全な事業運営により、市民の生活環境向上に向けて進めてまいります。
4.7月の行事予定
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