緊急省エネルギー対策について
公開日 2014年12月18日
更新日 2014年12月18日
中部電力浜岡原子力発電所の運転停止を受け、夏季の消費電力の抑制のため、市においては、5月19日に「緊急省エネルギー対策会議」を設置し、「市役所における取り組み」と「市民及び企業への啓発」の2つの側面からの省エネルギー対策に取り組むことを検討しました。
まず、「市役所における取り組み」としては、一点目として、スーパーノー残業デーを実施します。現在、実施している水曜日・金曜日のノー残業デーに加え、特に、第1・第3週の水曜日をスーパーノー残業デーとし、午後6時に全庁消灯するものであり、昨日から実施したところです。
二点目として、7月・8月の会議は午前中に開催することとします。電力消費のピーク時における会議室の使用を控え、冷房使用を抑制するものです。
三点目として、クールビズについては、例年6月1日から実施していましたが、本年は前倒しで5月23日から実施しています。
次に、「市民及び企業への啓発」としては、一点目として、緑のカーテン、打ち水などによる節電を市内の各自治会へ回覧により呼び掛けています。
二点目として、エコライフチェック10(テン)の実施です。これは、前年度に引き続き実施するもので、家庭における日常生活の行動と電気使用量などの10項目をチェックすることにより、省エネルギー活動に取り組んでいただくものです。
三点目として、「かめやま市民大学キラリ」において、環境・健康・文化に関する9回の講座を開催します。その初回として、6月17日に、シャープ株式会社の亀山環境安全推進センター副参事 深谷百合子氏を講師にお招きし、「夏季の節電対策に向けて」と題した講座を開催します。
これらの取り組みのほか、引き続き、防犯灯設置費補助金交付事業を実施し、本年度は特に、自治会が新規に防犯灯を設置する際には長寿命・省エネのLED防犯灯を推進していきます。
従来から進めている太陽光発電システム設置補助金については、家庭用として1件当たり上限10万円の補助金を100件分予算計上しており、事業所に対しても補助を行っていきます。
また、市役所において節電に取り組むにあたり、各施設の毎月の電気使用量を庁内掲示板に掲載し、電気使用量の「見える化」により、職員の節電意識の向上を図っていきます。なお、電気使用状況のモニターや一定値を超えた場合に警報を発する「デマンド監視システム」の導入を検討しています。
<質疑>
質問:電気使用量をどのくらい減らすという目標はあるのですか。
回答:平成22年度より5.3%の削減を目指しています。削減できた場合、電気使用量で約975,000kwh、電気料金で約1,155万円の削減が見込まれます。
質問:スーパーノー残業デーとかすると、働き方や業務への取り組み方を変えなければなりませんが、業務改善の取り組みは何かあるのですか。
回答:従来から時間外勤務の削減の計画を立てて全庁的に取り組んでいます。また、ワーク・ライフ・バランスということで、各室で「1室1改善」という取り組みを今年度から始めています。
質問:冷房の設定温度は何度ですか。
回答:28度です。
質問:スーパークールビズの導入はされますか。
回答:導入しません。
質問:LEDの防犯灯の設置の補助金は、新規の場合だけなのですか。
回答:新規新設と維持修繕が不可能な防犯灯の取り換えについて、補助金の対象としています。年間100基の予算を計上しています。
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