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平成23年度亀山市行政経営方針及び予算編成の基本的な考え方について

公開日 2014年12月18日

更新日 2014年12月18日

平成23年度行政経営方針

 まず、「平成23年度行政経営方針」については、平成23年度において、全職員が業務に取り組む基本姿勢を示したものであります。

 平成23年度におきましては、市民力・地域力の向上を実現するため、持続可能な自治体を目指し、行政経営を行うという組織の使命を改めて認識し、前期基本計画第2次実施計画の事業推進と後期基本計画の策定を通じて、基本構想に定めるまちの姿を再認識し、その実現のための施策推進と行財政構造の再構築に全職員が取り組むこととしています。特に、次の4点を市政運営の重点方針として定めています。

 まず、あらゆる地域資源を活用し、施策を有機的に結合させ、アウトカム志向による検討を進め、亀山らしさのある中期戦略となる後期基本計画の策定を進めます。二つ目として、市民の暮らしの質を高めるため、健康医療・次世代育成・環境に関する施策について、第2次実施計画に示した事業の一層の推進を図ります。三つ目として、行政と市民・地域の連携の在り方や役割分担を明確にし、さまざまな主体による地域活動が一層活性化するよう、その環境づくりを推進します。最後に、市役所全体でのコミュニケーションの活性化を進め、事務処理や意思決定のスピード化を行うとともに、行政の透明性を高め、市民が希望を持ち、市民から信頼される市政を目指します。

 こうした考えを平成23年度の行政方針として、市政を運営していきたいと考えています。

 

平成23年度予算編成

 「平成23年度行政経営方針」に基づき、平成23年度予算編成の基本的な考え方として、「財政改革の基本方針(案)」に基づく、最初の予算編成であり、その目標である「平成26年度における財政収支の均衡〜20億円の財源不足の解消〜」を達成のため、自治体経営を大きく転換する予算編成としました。

 平成23年度においては、市税収入が更に大幅に減少されることが予測されることからも、「行政評価」や「事業仕分け」の結果を受けて、「選択と集中」による施策内容の精査を行うこととしています。また、「平成23年度行政経営方針」に基づくとともに、「財政改革の基本方針(案)」に掲げる改革内容に取り組み、「歳入に見合った歳出」に徹底することを基本姿勢としながらも、暮らしの質の向上を最優先とした施策・事業を実施できるよう、限られた経営資源を効果的・効率的に利用するなど、創意と工夫により最少の経費で最大の効果を上げる施策に力を注いでいくこととしています。

 こうした点に留意し、将来の亀山市を見据えた安定的かつ持続可能な財政運営を念頭においた予算を編成するものとしています。また、予算編成にあたっては、次の「重点的事項」としたものを重視していくこととしています。

 一つ目として、行財政改革の面から、「事業評価」・「事業仕分け」の結果を考慮しながら、「財政改革の基本方針(案)」に掲げる、「歳出構造の刷新」「歳入改革の推進」の改革項目に積極的かつ着実に取り組むこととしています。二つ目として、今後の財政状況に対する危機意識を持ち、行財政改革を全ての職員が自らの問題と認識し、予算編成にあたっても財政見通しを念頭におき、全職員の知恵と工夫による、既存事業の見直しと、再構築を行い、各部・室それぞれの責任において十分に精査した見積もりを行うこととしています。

 こうした重点項目の他にも、議会ならびに監査委員の意見や指摘事項等については、その趣旨を十分検討の上、対処方法を明確にし、的確に対応することとし、こうした考え方をもとに、平成23年度の予算編成に取り組んでまいりたいと考えています。

 

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