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平成24年度亀山市当初予算案について

公開日 2014年12月18日

更新日 2014年12月18日

 平成24年度一般会計予算の歳入歳出予算総額は、211億7880万円で、平成23年度当初予算額に比べ、12億9380万円、6.5%の増です。

 増額となった主な要因は、「ごみ溶融施設長寿命化事業」や「和賀白川線整備事業」、また退職者の増による退職手当などが主な要因となっています。

 歳入については、市税において、景気の動向や固定資産税の落ち込みなどから、前年度当初予算より6.5%減の104億750万円、地方交付税においては、前年度より交付団体に転じ、12億5900万円を計上しています。

 次に繰入金については、財政調整基金から、13億2620万円を、減債基金から4億9700万円など、各基金からの繰入れを行うとともに、合併特例債などの特定財源の活用を図ることで、創意工夫を凝らし市民生活に十分配慮した予算編成を行いました。

 歳出について、平成24年度の主な事業として、都市の耐震性を強化するため、「白川小学校耐震改修事業」に着手し、また、まちの魅力を磨き上げるため、「屋根のない博物館創出事業」にも取り組みます。

 次いで、市民の健康を支えるために積極的な支援に努め、がん検診を推進していきます。また、すべての子どもたちを支える学びと育ちの環境づくりを行い、「井田川小学校教室増設事業」や「亀山東小学校整備事業」に取り掛かります。

 他にも、都市機能の充実のため、和賀白川線、野村布気線などの道路整備事業を推進するほか、環境保全のため、「ごみ溶融処理施設長寿命化事業」を3カ年の継続事業としてスタートさせるとともに、「新エネルギー普及支援事業」や「森林環境創造事業」を実施します。

 よって、平成24年度亀山市当初予算案は、第1次総合計画・後期基本計画の初年度にあたり積極的な予算案とし、後期基本計画の策定に合わせ見直しを行いました中期財政見通しでは、将来の財政運営は極めて厳しい局面になることが見込まれることからも、今後、現在の行財政改革大綱の見直しを行い、更なる改革により、持続可能な健全財政を目指します。

 

上記内容の印刷用はこちら(PDF:380KB)

平成24年度亀山市当初予算案についてに関する資料(PDF:3218KB)

 

<質疑>

表組み
質問 歳入のうち、市税の内訳を教えてください。
回答 法人市民税は、企業の減収が見込まれることから、前年度比5980万円減の8億8240万円です。個人市民税は、税制改正での年少扶養控除の廃止などにより、前年度比1210万円増の24億3540万円です。固定資産税は、土地価格の下落や家屋の評価替え、設備投資の抑制による償却資産の減などにより、前年度比6億9170万円減の58億6980万円です。
   
質問 地方交付税について、亀山市が不交付団体であった期間はいつですか。
回答 平成17年度から平成22年度です。市税の減少が反映され、平成23年度から交付団体です。
   
質問 「ごみ溶融施設長寿命化事業」について教えてください。
回答 総合環境センターの溶融炉は、平成12年9月から稼働し、耐用年数の15年に近づくことから、平成22年度から長寿命化を検討してきました。トータルコストを下げるため、施設を新設せずに3年かけて大規模修繕を行い、30年間稼働できるようにします。
   
質問 退職手当の予算はいくらで、何人が退職するのですか。
回答 前年度比1億2935万6千円増の2億8064万2千円です。退職者は、平成24年度は11人で、平成23年度は6人です。
   
質問 「屋根のない博物館創出事業」について教えてください。
回答 地域に残る歴史文化に関わるものを、地域の皆さんに守っていただき、それらを活かしたまちづくりが重要な課題になっています。その中で歴史博物館は、昨年度完成したIT市史を情報発信の起点として、地域の方々との交流や連携を深め、地域連携型博物館を目指し、主な3つの取り組みをしていきます。第1に、学校での授業内容に合わせた地域学習プログラムの作成、授業で使えるウェブ副読本の作成、空き教室を利用した展示など、地域学習の支援をします。第2に、地域での文化財や歴史的資料を適切に保存するための支援をします。第3に、各地域での講座や学習の取り組みを支援します。事業費は、地域学習プログラムの作成やウェブサイト作成の人件費などが中心です。
   
質問 「和賀白川線整備事業」について教えてください。
回答 和賀町と野村町を結ぶ568メートルの橋梁を建設する事業です。平成22年度に事業計画を見直して、吊り橋から普通の橋に計画を変更し、事業費も32億円から23億円となり、約9億円のコストを縮減しました。事業費のうち21億8500万円については、合併特例債を活用します。平成23年度に本格的な工事に着手しており、平成25年度末の完成を目指しています。平成24年度は橋の本体工事などを進めます。
   
質問 「井田川小学校教室増設事業」について、教室はいくつ増やすのですか。
回答 みずきが丘の児童数が増えており、4つの教室を増やします。
   
質問 「新エネルギー普及支援事業」について教えてください。
回答 「新エネルギー普及支援事業」は、太陽光発電の設置に対する助成制度で、住宅用190基を見込んでいます。
   
質問 「森林環境創造事業」について教えてください。
回答 平成14年度から取り組んでいる事業で、森林が荒廃する中で、環境林での間伐の促進などに、県や市が支援をしていきます。
   
質問 昨年開催された事業仕分けの結果は、平成24年度予算に反映されていますか。
回答 一昨年の事業仕分けですが、第3子以降の未就学児の誕生月に祝金として3万円を支給する「子どもの誕生日祝金制度」を廃止します。

また、事業の見直しとして扱い、数字として表れてくるのはありません。従来の後期基本計画の政策体系を439から308に再編する過程で、事業の仕組みや効果の求め方とかを検討して後期基本計画に盛り込んでいます。今後、確実に年次計画を実践していきます。

   
質問 平成24年度は、事業仕分けをしますか。
回答 当初から、平成22、23年度の2カ年を1クールとしていました。今は考えていませんが、1年間かけて今後のやり方も含めて整理をしていきたい。
   
質問 防災についてはどんな取り組みをしますか。
回答 今後、国や県の地域防災計画の見直しが一斉にされてくると思われ、内部でも亀山市地域防災計画の見直しや具体策を検討する作業を進めています。主要事業ではありませんが、情報伝達の仕組みがどうあるべきかについて、平成24年度で調査や検討をしたいと思います。
   
質問 「北東分署建設事業」は、平成24年度に予算は計上していないのですか。
回答 平成24年度から3カ年の事業で、平成24年度では予算を計上していません。
   

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TEL:0595-84-5022
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