令和7年12月定例会 教育民生分科会長報告
公開日 2025年12月22日
ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
去る9日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、16日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
はじめに、議案第91号 令和7年度亀山市一般会計補正予算(第4号)についての内、当分科会所管分、歳出の「衛生費」「保健衛生費」「保健衛生総務費」「医療給付事業」「不妊・不育症治療費助成金」の増額補正において、申請状況に関する質疑があり、これについては、令和7年4月から10月までの申請件数は92件であり、今後も年度末に申請件数が増える傾向にあるとの答弁でありました。
次に、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「総務費国庫補助金」「重点支援地方創生臨時交付金」、歳出の「教育費」「小学校費」「学校管理費」「賄材料費」及び「教育費」「保健体育費」「学校給食費」「賄材料費」の増額補正において、物価高騰への対応に関する質疑があり、これについては、今年度は給食の献立等の工夫により、米飯価格の増額分で十分賄えるとの答弁でありました。
次に、給食費の保護者負担に関する質疑があり、これについては、重点支援地方創生臨時交付金を活用し小学生・中学生ともに1人当たり400円の負担軽減をしているが、今回の予算補正によりさらに350円をプラスして1人当たり750円の負担軽減となるとの答弁でありました。
次に、「第2表 債務負担行為補正」「追加」「滋賀医科大学スポーツ・運動器科学共同研究講座支援事業(追加分)」において、事業の内容に関する質疑があり、これについては、令和8年度から滋賀医科大学との共同研究講座の内容を変更するための協定を今年度締結するものであり、滋賀医科大学から新たに麻酔科医の派遣により、手術に対する支援等を受けるものであるとの答弁でありました。
次に、「第2表 債務負担行為補正」「追加」「小中学校タブレット端末更新事業」において、事業の内容に関する質疑があり、これについては、国の補助金等を活用し、全児童生徒分4047台を更新するものであり、三重県教育委員会の共同調達のスケジュールに合わせて行うものであるとの答弁でありました。
また、タブレット端末の周辺機器に関する質疑があり、これについては、今回は端末本体だけではなく、キーボード、カバー、保護フィルム、タッチペン等の更新も想定しているとの答弁でありました。
次に、議案第92号 令和7年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第93号 令和7年度 亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、及び議案第96号 令和7年度亀山市病院事業会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。
以上、教育民生分科会の審査報告といたします。
