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令和7年9月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2025年09月30日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る10日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第65号及び議案第66号の令和7年度各会計補正予算2議案、議案第67号から議案第73号までの令和6年度各会計決算7議案の合わせて9議案の審査に当たるため、24日及び25日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。
 はじめに、
 議案第67号 令和6年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定について
 議案第68号 令和6年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 議案第69号 令和6年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 議案第70号 令和6年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
 議案第71号 令和6年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
 議案第72号 令和6年度亀山市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
 議案第73号 令和6年度亀山市病院事業会計決算の認定について
の7議案について審査を行いました。
 その結果、議案第67号 令和6年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定については、実質単年度収支は11年連続で赤字となり、財政調整基金残高が年々減少を続け、令和6年度末には約15億円になり、今後の予算編成が厳しくなるという事態を招いている。また、物価高騰と物価上昇に見合わない年金や賃金の中で、苦しい生活を余儀なくされている市民生活を守った決算とは言えないなどの理由から反対討論がありました。
次に、議案第69号 令和6年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、医療アクセスの保障が特に必要な高齢者に対し、物価高騰で暮らしが大変なときに、保険料の値上げによる負担を負わせるべきではないとの理由から反対討論がありました。
 そして、これらの議案については、採決の結果、いずれも賛成者多数で、原案のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第68号、及び議案第70号から議案第73号までの5議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決及び認定することに決定しました。
 なお、委員会として、
 一つ、審査の過程において指摘のあった事項及び意見を真摯に受け止め、次年度予算の編成とその執行に取り組むとともに、第2次亀山市総合計画の検証から見えた課題を十分に精査し、現在策定中の第3次亀山市総合計画に反映されたい。
 一つ、財政の健全性を評価する上で非常に重要な指標である実質単年度収支が11年連続赤字となり、財政調整基金残高が年々減少し続けていることから、財政構造改革骨太方針2024を着実に実行することにより、財政調整基金の繰入れに依存した財政構造を抜本的に改革し、早期の財政健全化に向けて取り組まれたい。
 以上、2点の意見を申し添えたところであります。
 次に、
 議案第65号 令和7年度亀山市一般会計補正予算(第3号)について
 議案第66号 令和7年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
の2議案は、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会会長から報告を受けました。
 各分科会会長の報告に対する質疑及び各議案に対する討論はなく、議案第65号及び議案第66号の2議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。