令和7年6月定例会　教育民生委員会委員長報告

　ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
　去る１０日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、１７日に委員会を開催いたしました。
　まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　はじめに、議案第４６号　亀山市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正については、福祉医療費受給資格証の交付を受けた助成対象者が、保険医療機関を受診し、福祉医療費の助成を受けようとする際の受給資格証の提示に係る取扱いについて見直しを行うため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、紙の受給資格証の取扱いに関する質疑があり、これについては、個人番号カードを取得していない方等もいるため、当面は受給資格者全員に紙の受給資格証を配布するとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第４７号　亀山市国民健康保険条例の一部改正については、令和７年５月８日に新型コロナウイルス感染症に関する傷病手当金の支払請求権が時効により消滅したことから、同日以後に傷病手当金の支給申請を行うことができなくなったため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、傷病手当金の支給実績と制度の周知に関する質疑があり、これについては、令和３年度から令和５年度までの実績は２４人が申請し、７１万３８５８円を支給した。また、国民健康保険加入者への周知については、納税通知書とともにチラシを送付したとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第５６号　専決処分した事件の承認については、地方税法施行令の一部が改正され、国民健康保険税の軽減判定基準が引き上げられたことから、令和７年４月１日から施行が必要な亀山市国民健康保険税条例の一部改正を、令和７年３月３１日付けで専決処分したため、議会の承認を求めるものです。
　審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認することに決定しました。
　以上、教育民生委員会の審査報告といたします。