令和7年6月定例会　総務委員会委員長報告

　ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
　去る１０日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、１８日に委員会を開催いたしました。
　まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　はじめに、議案第４４号　亀山市税条例の一部改正については、地方税法等の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、所得税控除の引上げなどによる市税収入への影響に関する質疑があり、これについては、特定親族特別控除について本年度の市民税の当初課税で試算をすると、約４６３万円の減収となるが、個人市民税が増えることが予想されるため、市税収入への影響はそれほどないと考えているとの答弁でありました。
　次に、改正後の公示送達の方法に関する質疑があり、これについては、市のホームページで閲覧を可能とし、庁内設置のパソコンによる閲覧など、現在検討しているとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第４５号　亀山市都市計画税条例の一部改正については、地方税法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第５１号　財産の取得については、平成２７年に取得した高規格救急自動車を更新することで、消防力の維持を図るため、高規格救急自動車の取得について、令和７年５月１４日付けで仮契約したため議会の議決を求めるものです。
　審査の過程では、起債の内容に関する質疑があり、これについては、充当率１００％、交付税措置率７０％の緊急防災・減災事業債を活用するものであるとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　以上、総務委員会の審査報告といたします。