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令和7年3月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2025年03月27日

 ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、13日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第28号 令和6年度亀山市一般会計補正予算(第10号)についての内、当分科会所管分、歳出の「衛生費」「清掃費」「塵芥処理費」「固化飛灰処理事業」の減額補正において、総合環境センターの最終処分場から溶融飛灰を搬出する計画において、令和5年度末で空き容量が確保できていたにも関わらず、なぜ令和7年3月での予算補正となったのかとの質疑があり、これについては、令和6年度に入ってから、大規模災害が発生した場合に、溶融飛灰を最終処分場に仮保管する以外の方法についても検討したところ、全量再資源化はできないが、埋め立て処理は可能である業者が見つかるなど、仮保管容量をこれ以上確保する必要がないと判断したことから、今回の予算補正になったとの答弁でありました。
 次に、「農林水産業費」「農林振興費」「特産振興事業」の減額補正において、減額理由に関する質疑があり、これについては、これまでの茶業振興活動事業補助金の実績を精査し、茶業組合の活動に関する補助金について、実績に応じて減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「農林水産業費」「農林振興費」「田園環境保全事業」の減額補正において、補助金の減額理由に関する質疑があり、これについては、当初から要望があった申請は受け付けたが、景観作物の作付面積の実績が見込みより減少したため、減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「土木費国庫補助金」「社会資本整備総合交付金」及び、歳出の「土木費」「住宅費」「住宅管理費」「施設管理費」の減額補正において、減額理由に関する質疑があり、これについては、亀山市公共施設跡地等活用検討委員会において、和田住宅を解体せずに売却するとの結論に至ったことから、当初解体を予定していた住宅の規模を小規模なものに変更し、令和5年度から繰り越した交付金を執行した上で、令和6年度の交付金を減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、議案第31号 令和6年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。
 次に、議案第32号 令和6年度亀山市下水道事業会計補正予算(第4号)については、「資本的収入」「負担金及び分担金」「負担金」「受益者負担金」の増額補正において、増額した受益者負担金に関する質疑があり、これについては、受益者負担金の支払い方法には分割と一括があり、一括で負担金を支払う方が多かったため、増額して計上するものであるとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。