令和7年3月定例会 教育民生分科会長報告
公開日 2025年03月27日
ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、14日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
はじめに、議案第28号 令和6年度亀山市一般会計補正予算(第10号)についての内、当分科会所管分、「総務費」「総務管理費」「自治振興費」「地域まちづくり協議会支援事業」の減額補正において、地域活性化支援事業交付金の活用に関する質疑があり、これについては、まちづくり協議会22地区のうち18地区において、三世代交流事業やまちづくり協議会設立10周年事業などの延べ21事業に活用いただいたとの答弁でありました。
次に、「民生費」「社会福祉費」「社会福祉総務費」「介護保険事業」の減額補正において、負担金の減額理由に関する質疑があり、これについては、鈴鹿亀山地区広域連合の介護保険システムの標準化に係るシステム改修が翌年度以降の実施となったことが主な減額理由であるとの答弁でありました。
次に、「民生費」「児童福祉費」「保育所費」「一般管理費」の減額補正において、会計年度任用職員報酬の減額理由に関する質疑があり、これについては、予算要求時の配置予定人数と年度当初に配置できた人数の差が生じたこと、及び年度途中に退職された職員の補充ができていないことによるものであるとの答弁でありました。
次に、「教育費」「小学校費」「学校管理費」「個の学び支援事業」の減額補正において、事業内容及び会計年度任用職員報酬の減額理由に関する質疑があり、これについては、特別な支援を必要とする児童のため、介助員、学習生活相談員または看護師を配置する事業であるが、学習生活相談員1名、看護師1名の未配置及び年度途中での介助員の途中離職により減額するものであるとの答弁でありました。
次に、「教育費」「教育研究費」「少人数教育推進事業」の減額補正において、会計年度任用職員報酬の減額理由に関する質疑があり、これについては、少人数教育推進教員の常勤1名、非常勤2名の未配置により減額するものである。全国的に講師の希望者が減少し教員不足の現状があるとの答弁でありました。
次に、議案第29号 令和6年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)については、歳入「県支出金」「県補助金」「保険給付費等交付金」「特別交付金」の減額補正において、保険者努力支援制度交付金の内容等に関する質疑があり、これについては、この交付金は健康診査等の保険者の取組に対する評価により金額が決定されるもので、当初見込みより市の実績が少なかったため減額するものであるとの答弁でありました。
次に、議案第30号 令和6年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑はありませんでした。
以上、教育民生分科会の審査報告といたします。