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令和7年3月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2025年03月27日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る10日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第28号から議案第32号までの令和6年度各会計補正予算5議案、議案第33号から議案第39号までの令和7年度各会計予算7議案、合わせて12議案の審査に当たるため21日及び24日の2日間にわたり委員会を開催しました。
 はじめに、
 議案第33号 令和7年度亀山市一般会計予算について
 議案第34号 令和7年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について
 議案第35号 令和7年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について
 議案第36号 令和7年度亀山市水道事業会計予算について
 議案第37号 令和7年度亀山市工業用水道事業会計予算について
 議案第38号 令和7年度亀山市下水道事業会計予算について
 議案第39号 令和7年度亀山市病院事業会計予算について
の7議案の審査を行いました。
 その結果、議案第33号 令和7年度亀山市一般会計予算については、第三子以降の出生祝い金の廃止や教育施設の修繕料の減額など、事業が廃止・縮小されている予算には賛成できない。
 また、本来各部署で計上すべき修繕料については、財政部局がコントロールできるように予備費を増額するなど問題のある予算がいくつも含まれているなどの理由から反対討論がありました。
 そして、この議案については、採決の結果、賛成者多数で、原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第34号 令和7年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算については、市民の負担増となる国民健康保険税の大幅値上げが含まれており、物価高騰に苦しむ市民の切実な要求に十分応えていないなどの理由から反対討論がありました。
 そして、この議案については、採決の結果、賛成者多数で、原案のとおり可決することに決定しました。
 また、議案第35号から議案第39号までの5議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 なお、委員会として、
 一つ、財政構造改革骨太方針2024については、取組方針の1つである枠配分方式を改めて精査するとともに、改訂された亀山市基金活用指針に基づき基金の有効活用を図るなど、徹底した歳出削減と歳入確保に取り組まれたい。
 一つ、予備費は、あらかじめ予見できない予算超過の支出に対する予算であり、本来の趣旨に合わせて計上するべきものであることから、予見できる修繕料等については、当初予算に計上されたい。
 一つ、次期総合計画の策定に当たっては、市民ニーズを十分に把握し、的確に施策の優先度を見極めるとともに、財政健全化と政策推進が両立するよう考慮して取り組まれたい。
 一つ、今後、大規模施設整備事業や、次期総合計画に基づく新たな事業の実施により、公債費の増加が見込まれることから、事業の優先度や規模等を十分精査して、将来の財政負担を縮減するなど、健全な財政運営に努められたい。
 以上、4点の意見を申し添えたところであります。
 次に、
 議案第28号 令和6年度亀山市一般会計補正予算(第10号)について
 議案第29号 令和6年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について
 議案第30号 令和6年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について
 議案第31号 令和6年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について
 議案第32号 令和6年度亀山市下水道事業会計補正予算(第4号)について
の5議案は、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会
にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受けました。
各分科会長の報告に対する質疑及び議案に対する討論はなく、議案第28号から議案第32号までの5議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。