令和6年9月定例会 総務委員会委員長報告(9月30日追加議案分)
公開日 2024年09月30日
ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
先ほどの本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、委員会を開催いたしました。
まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
議案第74号 工事請負契約の締結については、防災情報伝達システム整備工事について、令和6年9月19日付けで仮契約したため、議会の議決を求めるものです。
審査の過程では、中止した1回目の入札も、2回目の入札も1社しか応札していないが、なぜ今回の入札は良とするのかとの質疑があり、これついては、1回目の入札は、官製談合疑いの情報があったこと、また、2社のうち1社が辞退したことで競争性が確保されないことから中止としたが、談合の事実はなく、また今回は一部の資格要件を変更したことで、入札に参加できる業者も増えているため、競争性は確保できているとの答弁でありました。
次に、今回の入札はなぜ条件付き一般競争入札(事後審査型)としたのかとの質疑があり、これについては、1,500万円以上の工事については、一般競争入札としており、今回の入札については、工事の品質の確保のため、三重県の経営審査点数や管理技術者実績のある専任配置などの要件を変更して実施したものであるとの答弁でありました。
次に、一般競争入札であるにもかかわらず、なぜ入札の辞退が発生したのかとの質疑があり、これについては、最初に3社について入札に参加する意思表示はあったが、結果として2社から応札がなかったためであるとの答弁でありました。
なお、この議案については自由討議を行い、入札の経緯が不透明であることから、今後、同じようなことが起こらないよう入札制度について、市民によりわかりやすく、また、競争性が担保できる制度として見直しを行うべきであるとの共通認識を確認しました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
以上、総務委員会の審査報告といたします。