令和6年9月定例会 産業建設委員会委員長報告
公開日 2024年09月30日
ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
去る11日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、18日に委員会を開催いたしました。
まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
はじめに、議案第62号 亀山市営住宅条例の一部改正については、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部が改正され、配偶者からの暴力の被害者の申立てにより裁判所が発する保護命令が、接近禁止命令及び退去等命令として整備されたことから、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、保護命令制度の拡充に伴う、市営住宅確保の必要性に関する質疑があり、これについては、災害等に備えて、常に一定程度の数を確保しているとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第63号 亀山市公共下水道条例の一部改正については、下水道法施行令が改正され、公共下水道等からの放流水に関する排水基準が見直されるとともに、現在、政府において行われている常駐・専任規制の見直し等を踏まえ、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、排水基準が変更されたことに伴う検査費用への影響に関する質疑があり、これについては、現在の検査費用と比べ3割ほど増える見込みであるが、水質検査において、より精度が高く、正確な指標を測定することで、適切な水質管理を行うことができるとの答弁でありました。
次に、排水設備指定工事店に配属する責任技術者が兼務できる営業所数に関する質疑があり、これについては、県内に限り複数の営業所を兼務することが可能となるものであり、特に制限はないとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
以上、産業建設委員会の審査報告といたします。