令和6年6月定例会 総務分科会長報告
公開日 2024年06月26日
ただいまから、総務分科会における審査の経過について報告いたします。
去る13日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、21日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
議案第45号 令和6年度亀山市一般会計補正予算(第1号)についての内、当分科会所管分、歳入「市債」「総務債」「緊急防災事業債」、歳出「総務費」「総務管理費」「災害対策費」「防災情報伝達システム整備事業」、及び第2表「継続費」「防災情報伝達システム整備事業」の増額補正において、5月15日の総務委員会協議会で令和6年度と7年度の概算事業費は合計で4億3千万円との説明を受けたが、今回の補正予算で4億2百万円に減額されている理由に関する質疑があり、これについては、4億3千万円は主要事業で認められた計画額であり、主要な手法については変更することなく、全体として財政的に査定を行ったとの答弁でありました。
次に、防災アプリのダウンロード目標2万人の達成時期に関する質疑があり、これについては、いつまでという目標はないが、導入と同時に各地域で説明し、二、三年のうちには達成したいと考えているとの答弁でありました。
次に、この事業の財源である充当率100%、交付税措置率70%の緊急防災事業債の交付税算入に関する質疑があり、これについては、起債の償還分に関して、償還をしている期間は基準財政需要額に算入されるとの答弁でありました。
次に、工期が令和6年度と7年度の2か年であるが、設備が整ったところから段階的に運用を開始する考えはないのかとの質疑があり、これについては、この事業は発令判断支援システムや防災アプリ、防災行政無線を一体的に整備していくものであり、部分的な設備の運用や地域的な運用は考えていないとの答弁でありました。
以上、総務分科会の審査報告といたします。