令和6年6月定例会　産業建設委員会委員長報告

　ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
　去る１３日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、１９日に委員会を開催いたしました。
　まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　はじめに、議案第４２号　亀山市石水渓キャンプ場施設条例の一部改正については、令和６年７月１日から亀山市石水渓キャンプ場バンガロー施設に冷暖房設備を設置することに伴い、当該設備を利用する場合の利用料金への加算額を定めるため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、冷暖房設備の加算額の設定根拠に関する質疑があり、これについては、市内の公共施設や、他市の施設の料金を参考にし、利用時間の区分ごとに、電気料を一時間当たり約１５円として１００円単位で算出した額を、上限範囲として定めたとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第４３号　亀山市営住宅条例の一部改正については、亀山市民間活用市営住宅事業により新たに借り上げる賃貸共同住宅５戸について、市営住宅として設置及び管理を行うため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第４４号　亀山市空家等対策の推進に関する条例の一部改正については、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部が改正され、条例で定義している管理不全状態の空家等に対し、新たに同法で管理不全空家等が規定されたことなどから、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、現在把握している管理不全空家等の件数に関する質疑があり、これについては、過去には１８件あったが、現在は９件まで解消しているとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第４８号から議案第５４号までの市道路線関係の議案７件については、開発行為により設置された新規路線及び国道の路線変更に伴い、市道として存置する必要のある道路の新規路線の認定、国道の区域変更に伴う路線の変更、並びに国道との重複認定解消のための路線の廃止について、議会の議決を求めるものです。
審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、板屋北在家線及び北在家板屋線は今後どこが管理するのかとの質疑があり、これについては、板屋北在家線は市の管理となり、北在家板屋線は県管理の国道として移管されるとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　以上、産業建設委員会の審査報告といたします。