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令和6年3月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2024年03月27日

 ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、14日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第12号 令和5年度亀山市一般会計補正予算(第8号)についての内、当分科会所管分、「商工費」「商工業振興費」「創業等支援事業」「空き店舗等活用支援事業補助金」の減額補正において、補助金を活用した事業者の件数に関する質疑があり、これについては、問合せは数件あったものの、年度内での完成が必要なことから、補助金を申請する事業者はなかったとの答弁でありました。
 次に、第2表「繰越明許費補正」「追加」「土木費」において、翌年度に繰り越す事業が多いが、その理由に関する質疑があり、これについては、入札差金や国の補助金の追加配分により、事業を前倒ししたことなどから、年度内での完了が見込めず、翌年度に繰り越すものであるとの答弁でありました。
 次に、川合9号線整備事業を翌年度に繰り越すが、計画全体への影響に関する質疑があり、これについては、令和6年度に用地測量、令和7年度に不動産鑑定評価と用地交渉及び用地買収を進めていく予定であり、令和9年度の完成予定に影響はないとの答弁でありました。
 次に、第3表「債務負担行為補正」「変更」「斎場管理業務委託料」において、限度額を減額する理由に関する質疑があり、これについては、三重県の公共工事の労務単価を採用して5年間の経費を見積もったが、入札結果により減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、議案第15号 令和5年度亀山市水道事業会計補正予算(第2号)について、「収益的支出」「水道事業用費」「営業費用」「原水及び浄水費」「動力費」の減額補正において、減額する理由に関する質疑があり、これについては、物価高騰を見込んで予算計上したが、令和5年度から国の補助により、燃料費調整単価が下がったことから、電気料金が減額となったとの答弁でありました。
 次に、「債務負担行為補正」「廃止」において、企業会計システムの管理を自庁方式からクラウド方式に変更する理由に関する質疑があり、これについては、年間の必要経費はこれまでより高くなるものの、管理運用が容易であることや、セキュリティの高さ、災害へのリスクが低いことなどから、クラウド方式を選択したとの答弁でありました。
 次に、議案第16号 令和5年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑等はございませんでした。
 次に、議案第17号 令和5年度亀山市下水道事業会計補正予算(第3号)について、「資本的支出」「建設改良費」「管渠整備費」の減額補正において、減額する理由とそれに伴う影響に関する質疑があり、これについては、国の補助金が減額となったため管渠の延長も予定より減少したが、今年度遅れた分については、今後増額して管渠の延長を延ばしていきたいとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。