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令和6年3月定例会 総務分科会長報告

公開日 2024年03月27日

 ただいまから、総務分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、18日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第12号 令和5年度亀山市一般会計補正予算(第8号)についての内、当分科会所管分、歳入の「市税」「市民税」「法人」の減額補正において、減額する理由に関する質疑があり、これについては、当初予算は法人税割の上位50社と主要法人15社の65社に対して調査を行った上で計上しているが、法人市民税の確定申告により、電気機械器具等製造販売業や鉄道業の一部において大幅な減収となったことから減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「地方交付税」の増額補正において、税収が増えているのに地方交付税が増額となる理由に関する質疑があり、これについては、国税収入の決算見込みにより、地方交付税の財源が増加したことから、地方に追加配分されたとの答弁でありました。
 次に、歳出の「総務費」「総務管理費」「一般管理費」「新庁舎整備事業」の減額補正において、亀山市新庁舎整備基本計画等検討委員会の開催状況に関する質疑があり、これについては、当初は2回開催する予定であったが、今年度は開催しなかったため減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、今年度中に新庁舎の位置を決定するに当たり、委員会を開催する必要はないのかとの質疑があり、これについては、各委員から新庁舎の位置に関する意見の聞き取りを行っているとの答弁でありました。
 次に、「総務費」「総務管理費」「災害対策費」「災害対策事業」「修繕料」の減額補正において、減額する理由に関する質疑があり、これについては、不具合がありストックしていた防災行政無線移動系無線機5台を修繕する予定であったが、現在実働している無線機は正常に動作しており、令和7年度には防災行政伝達システム整備事業において全ての無線機を切り替えることから、今回は修繕しないこととし、減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「商工費」「商工総務費」「地域生活交通再編事業」の増額補正において、増額する理由に関する質疑があり、これについては、乗合タクシーの利用者数が制度を導入してから最多となり、また、移動距離の長い利用が増加していることから、運行距離に応じたタクシーメーター料金にて運行委託料を支払うため、委託料を増額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「消防費」「消防施設費」「消火栓整備事業」の減額補正、及び 第2表「繰越明許費補正」「追加」「消火栓整備事業」において、消火栓整備事業が減額補正と繰越明許費補正の両方に計上されているが、その理由に関する質疑があり、これについては、設置数の減少により減額するものと、県道の工事で消火栓1基の設置を予定していたが、その工事が翌年度に繰り越されることに伴い、併せて消火栓設置も繰り越しするものであるとの答弁でありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。